スコアPDF化@秋
スコアのPDF化作業@今回は・・・
・FUGAKU…尺八,二十絃箏とオーケストラのための
・クラシック名曲メドレー(コンガラガリアン狂詩曲)
・オニオンバレエ組曲(アコーデオン独奏のための)
…の3作品。
いずれもちょっと珍しい作品で、FUGAKUは2001年に毎日新聞の「富士山再生コンサート」のために書かれた邦楽器とオーケストラのための交響詩。尺八:三橋貴風、二十絃箏:吉村七重、藤岡幸夫指揮日本フィルの演奏により富士山の映像(昼〜夕方〜夜〜夜明け)と共に初披露されたが、その後のイギリスでの録音はスケジュールが合わず流れてしまい、以後再演はされておらず未録音。
名曲メドレー(コンガラガリアン狂詩曲)は、2007年子供たち向けクラシック・コンサートの「クラシックの名曲20曲を10分で聴く!」という妙な企画のために編曲したモノ(ヘンテコな副題はそのせい)。原曲はオーケストラで、以後何回か再演もされているが、今回は室内楽(fl, vn, vc,pf)版。宝塚でのコンサートで披露した時の音がこちら(Part1/Part2)で聴ける。
最後の〈オニオンバレエ組曲〉は、2008年にアコーデオンの御喜美江さんのリサイタルのために書かれたもの。全部で7曲。〈鳥〉でも〈星〉でもない「野菜」シリーズ?始動(玉ねぎ(オニオン)だけに)…とも思ったが、これ一曲で挫折。これも未録音。
もうひとつ〈タルカス〉orchetra版もPDF整備したのだが、こちらはまだ出版の認可が下りていないそうでペンディング(保留)中。気長にお待ち下さい。_(_^_)_
« FM 伊福部昭@特集 | トップページ | パウル・クレーの忘れっぽい機械 »
「仕事&音楽」カテゴリの記事
- 草津の夜(2024.08.30)
- Finaleのフィナーレ(2024.08.27)
- 草津音楽祭オープニング(2024.08.17)
- お知らせ:草津音楽祭(2024.08.07)
- 対談Interview(2024.07.19)
時節柄、〈タルカス〉は、富士、御嶽といった山の神の化身なのかも知れないと思いました。
怪物・〈タルカス〉は、火山噴火の中から出でて、地上のすべてを破壊し尽くしたのち、海に戻っていくのですから・・・。
投稿: 虹色LED | 2014年10月 1日 (水) 21:38
タルカスが出版されたらぜひ学ばせてもらおうと存じます!
投稿: Y.T. | 2014年10月 2日 (木) 22:55