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2014年10月22日 (水)

アドルフに告ぐ@上野耕平

Uenokcd若手サクソフォン奏者:上野耕平氏のデビューCD「アドルフに告ぐ」を聞く。ちょっとドキッとさせるアルバム・タイトルは手塚治虫の有名な社会派長編作品……ではなく、サクソフォンの発明者アドルフ・サックスのこと。

彼は2012年に私の「サイバーバード協奏曲」も演奏している俊英で、アルバム冒頭には「ファジーバード・ソナタ」が収められているのだが、とにかく上手い。1992年生まれと言うからまだ22歳(!!)。ということは、この曲を書いたのが1991年だから作曲当時まだ生まれていなかったわけで…あの時代のつらいことやら須川展也氏との出会いのことやらギリギリ三十代だった当時の自分のことやらに思いを馳せ、思わず遠い目になってしまった・(=_=)・。

ちなみに、ファジーバードは(初演の頃は奏者から「こんな難しい曲、人間には吹けませんよ」と泣かれ、現代音楽&クラシック音楽界からは完全無視を喰らったにもかかわらず)今では世界各国で愛奏され、おそらく私の作品の中では一番CD点数の多い曲になりつつある。音楽とは(そして人生とは)不思議なものである。
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コメント

「こんな難しい曲、人間には吹けませんよ」会社ならクビですね。

クロちゃんさんへのレスです。
理解されておられないようなので再度前回と同じ苦言を申します。
何でもかんでもひとりよがりで直情的になってすぐに投稿するのではなく、
もっともっと内容を吟味してから投稿するようにできませんか?
本業は「さえないサラリーマン」とのことなのに、
平日は日中の投稿がほとんどですが、公私混同でいいんですか?
本業に身が入っていますか?気が散っていてばかりじゃいけませんよ。
本業も投稿内容のような調子じゃ家族を養っておられるらしいのに大変と、
老婆心ながらとても心配です。

上野耕平さんは、おっしゃるように、若いのに無茶苦茶上手いし音も美しいですよね。この「ファジーバード・ソナタ」も素晴らしい演奏で、思わず聴き惚れてしまいました。

「ファジーバード・ソナタ」は、創作料理の傑作のような作品だと、個人的には感じております。 これからも様々な奏者の演奏で一生愛聴していきたいです。

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