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2014年12月 5日 (金)

何処ともなく

Shane_3夜、都内某所で「天にひびき」打ち上げ会。

この作品、最後は「主人公(ひびき)が何処ともなく姿を消す」という終わり方をすることは最初から聞いていたのだが、最後の曲がマーラーの「大地の歌」なのは、やまむら氏とお酒を飲んでいる中で出たアイデア(最初の構想ではショスタコーヴィチだったらしい…)。

Hoshi このような…「最後に主人公が何処ともなく姿を消す」…という話は、物語としては好きなのだが、現実問題として「当人」自らは消えないわけで、いろいろな現実的ジタバタがそれからも続くのだろうナ…と野暮なことをいつも想像してしまう。(還暦を過ぎたひびきとか、80歳になったシェーン↑とか星飛雄馬→とか…(v_v)…

シベリウス師匠のように「60歳で最後の交響曲(第7番)を書いた後は作曲のペンを取らず隠居生活」という生き方は理想の晩年とも思えるが、当の師匠もまさかそれから30年以上(享年91)長生きするとは全く想定していなかったに違いない。(私も、まさか作曲家をやっていて40の坂を越えられるとは全く想定していなかった)良くも悪くも人生はままならない。

人間もパソコンのように…最低限のデータだけネット(Cloud)上に残して本体はいつでもShut Down(システム終了)できる…そんな存在だったらどんなによかっただろう。

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#日記&雑感」カテゴリの記事

コメント

ある意味、強く共感します。
誰もがいずれは参加することになる高齢世代、心底嫌ですねぇ。

昨今は、京都でも何処の観光地でも、年寄りと外国人で溢れかえっているので、もうウンザリです(特に団塊の逃げ切り世代に対し腹が立ちます)。暇な老人たちが国の財政破綻を加速させ、若者の足を引っ張る現実は深刻です。当の老人たちには、その自覚が全然ありませんしね・・・。

少なくとも、ただ長生きするだけの人生は、ちっとも羨ましくありませんねぇ。

どうしたらいいんでしょう。生涯現役・・・ 生きがいを持つ・・・、それさえ若い世代に迷惑をかけるだけになる超高齢化社会、寂しい時代です。


全く綺麗事の美しい文章が好きなお人ですね。
今日はクロちゃんさんのクローンはお休みですか。黒陳さんもお休みかな

「その後のXXX」というのは今まであまり考えませんでしたが、どんな物語でも気にしだすと・・・。「その後のサンダーバード」とか^^
私は今、或る連載中のWeb小説に嵌っていて、それは作品に流れる時間としてはあと3ヶ月で終わると作者は言っています。「巨人の星」のように一球投げるのに一話を使えば後何年も続けられそうですが、それでも終わりは来てしまいます。人生これからという時に。

明日を思う動物は人間だけだそうですから、何処とも無く消えるのはひとつの憧れですね。

>今日はクロちゃんさんのクローンはお休みですか。黒陳さんもお休みかな

誤解されておられるようですが、私ではありません。

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