執筆支援ソフト
以前から気になっていた執筆支援ソフト(Scrivener@¥4,500)というのをAppleStoreで購入。
基本言語は独仏英語なのだが、もちろん日本語入力は普通に可能。ウィンドウなどでの英語表記をできる限り日本語化した版(@)もあるとのことで早速使ってみる。
今使っているWordやPagesのようなソフトでも、数ページの短かい文を書くだけなら別に過不足ないが、確かに何章もあり数百ページにおよぶ論文や小説のようなものを執筆するとなると、あちこちに不便なところが出て来る。
そこで、そういった「本を一冊」書くような用途に合わせ、全体の構成を常に把握しながら執筆できる「利便性」を図ったのがこのソフト。まだ、ちょっと使っただけで全貌は把握できていないのだが、あちこちに色々便利な仕掛けが施されていて、なるほどと感心する。
冒頭から物語(論文)の進行順に順序よく原稿のマス目を埋めてゆく…というタイプの執筆者には全く必要ない代物だが、時系列に関係なく興が乗った部分を先に書いてみたり・章の順番を入れ替えたり・最後まで書いたのに途中をすげ替えたり・資料や草稿や脚注が入り乱れて常に机の上(フォルダの中)がゴチャゴチャ…というタイプの執筆者には「極めて有能な編集助手」になりそうだ 。
これがあれば、謎が謎を呼び・伏線が張られまくり・現在と過去が入り乱れ・どんでん返し連続・みたいな複雑な小説も書けそう(?) ……な気がしてくるような気がしないでもない。
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