赤ネコ風ツェッペリン
パドゥシャのお二人と飲み会。10年ほど前、ネコ好き繋がりで《チェシャねこ風パルティータ》というネコまみれな曲を書いたのだが、「そろそろまた何か書いてください♫」とおねだりされる。
猫と言えば・・・・昔実家で飼っていたネコに〈パゲ〉というメス猫が居た。元々はノラ猫で身体の所々が禿げた貧相な毛並みだったので「薄ッパゲの子」と呼んでいたのだが、子猫を産んだのでウチで買うことになり、略して「パゲ」と呼ぶようになった。(飼うようになると毛並みも良くなったので、この名前は当人は心外だったかも知れないが)
ところが、その彼女を病院に連れて行くことになり、受付で「お名前は?」と聞かれて、サァ困った。(なにしろ診察の順番になると「**さま」と大きな声で呼ばれるのだ)。頭をひねった挙句、少し可愛らしく「パギー」というと、「あら、変わったお名前、どういういきさつで?」。そこで、苦しまぎれに「正式な名前は〈パーガレット〉と言いまして、その愛称です」「まあ、ステキなお名前」というようなやり取りで、晴れてカルテは〈吉松パギー様〉となった。ああ、恥ずかしかった。
ちなみにローマ字で書けば〈Page(ペイジ)〉なので、オス猫だったら〈ジミー〉という愛称になっていたはず・・・と言うネタはある年齢以上の人にしか分からない。φ(.. )