冬の京都・初天神
先週(16日未明)〈ほんやら洞〉(今出川通りにある伝説の喫茶店)が全焼したと聞いて突然「そうだ、京都、行こう」と思い立ち、冬の京都へ。
ちょっと不思議な思い出のある店の痛々しい焼け跡(左上)に後ろ髪を引かれつつ、最近、足腰が不安な母のために〈護王神社〉(右上)に寄って御守りを入手。そのあと、初天神で賑わう北野天満宮(左下)へ。ピアニストの河村サンの娘さんが大学受験ということで合格祈願の御守りと絵馬を買い、上七軒の露店をぶらぶら。夜は祇園(右下)建仁寺裏の天麩羅屋で一杯。
昨年は、節分以来、なんだかんだで4回ほど訪京。今回は、正月行事も終わって節分までの端境期…と思ったら、思いも掛けず北野天満宮の初天神(毎月25日に行われる縁日の新春最初の会。受験生で賑わう)に当たる。いつも「通りすぎる(散歩する)」だけの"Stranger(よそ者)"としての旅だが、この街は不思議と居心地がよい(イヤ、通り過ぎるだけだからこそ居心地良くさせてくれるのだろうけれど)。サテ、あと何回来られるだろう。
« 和風三題 | トップページ | 雨の京都・異空間 »