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2015年2月 8日 (日)

Dorian Scan

Dor自作スコアのPDF化作業最後の大物のひとつ〈Dorian〉op.9のスキャン&修復を始める。

1979年(36年前!)作の古い手書きスコアでA3判60ページ。コンクール(交響楽振興財団作曲賞)に応募するため清書(黒インクペン)してあるので、手書き譜としてはそこそこのクォリティ。しかも、入選止まりで戻ってきたのでオリジナル譜が手元にある(当時は簡単にコピーなど作れなかったので、コンクールなどに出せば、原譜はなくなってしまうのが普通だった)というなかなか良い状態での作業である。

押入れの中には、この曲を終楽章とする幻の〈交響曲第1番〉の草稿(こちらは鉛筆書き)もあるのだが、これはさすがに処分するしかないだろう。 ほかにも、尺八と室内オーケストラという編成だった頃の〈朱鷺によせる哀歌〉の初稿とか、コンクールに落ちまくっている頃書いた(当然演奏すらされていない)怪しげなオーケストラ曲が数曲、さらに「こんな曲書いたっけ?」と本人が首を傾げる謎の曲などなど70年代の血と汗と涙の残滓がまだいろいろ。

いずれも本人の目が黒いうち(?)にちゃんと処分しなければいけないのだが、昔のように「庭で密かに燃やす」…ということが出来ればともかく、手書きの草稿を「束ねて資源ゴミの日に出す」というのは…さすがにかなり抵抗があって悩ましい・(v_v)・

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