渋谷の記憶
NHK 504スタジオでFM「ブラボー!オーケストラ」4月分残り1本の収録。
今回は4月19日(日)放送分で、シューマン:ピアノ協奏曲(p:仲道郁代)、指揮:阪哲朗(第856回オーチャード定期より)、リスト:交響詩「レ・プレリュード」、指揮:小林研一郎(第61回午後のコンサートより)演奏:東京フィル。
収録の帰り、渋谷に寄り、駅前の東急プラザが先日閉館したことを知る。
高校〜大学と東急プラザ前のバス停を通学に利用していたので、5階にあったレコード店(コタニ)と書店(紀伊国屋)には毎日のように入り浸っていた。中学に上がって最初にギターを買ったのもここ。高校にあがってクラシックや現代音楽のLPレコードを買い漁ったのも、ジャズやロックのアルバムをジャケット買いしたのもここ。道玄坂の渋谷ヤマハ(こちらも2010年に閉店)と共に、音楽を吸収する大事な場所のひとつだった。
今でも渋谷は徒歩圏内の地元だが、最近は中央エリア(駅から半径250m以内。スクランブル交差点より中)に立ち寄ることはほとんどなくなった。人の多さに辟易するのと、歩いていてもまるで別の世界に居るようで、もう自分の知っている渋谷ではない気がするからだ。歳を取るというのはそういうことなのだろう。
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