確定申告の季節
毎年恒例の確定申告。この季節になると、三十有余年いつも必ず歩いて税務署の窓口まで確定申告書と添付書類一揃いを届けに行く。税務署は坂の途中にあるので「ぜい、ぜい(税、税)」と息が切れ・(^_^;・、帰りには休憩と厄落とし?を兼ねて一杯飲んで帰ることにしている。
ちなみに作曲家になって税金を払えるようになってから以降 、税金の計算は全部自分でやっている(最初の頃は、税金を払う金額に達せず「この収入でしたら申告しないでいいんですよ」と可哀想な目をされたことがあるが)。
その頃も今も収入は作曲料と著作権印税だけ(当然、年に数回しかない)。たまに「原稿料」とか「出演料」などの雑所得があるくらい(それらは所属事務所が取りまとめてくれる)で、日々の支出(や経費)は(1987年にMacを入れて以来)すべてExcelの自作計算帳に記録しているから、楽と言えば楽なせいもある。
ただし、作曲家という不安定な職業柄、収入の浮沈は嵐に揺れる小舟のごとし。それでも、何の役にも立たない音楽を書き続けているのに殺されもせず生かして頂けているだけで重畳。
今年もまた税金を払えることを感謝しつつ(というより源泉徴収された分の還付申告がほとんどなのだが) …それを肴に酒を飲む。