迦陵頻伽のいる森
仕事場から近いので、煮詰まると時々明治神宮に散歩に行く。東京なのに「深い森」がある希有な場所だ。
普通の鳥だけでなく迦陵頻伽(かりょうびんが:半人半鳥の架空の生き物)でも混じっていそうな鬱蒼とした森の中に居ると、何百年も昔からある場所のように思ってしまうが、明治神宮…つまり明治天皇を祀ってあるのだから、出来たのは大正時代。まだ100年ほど しかたっていない。(ちなみに、その一角にあった巨木〈代々木〉が、現在の渋谷区代々木の地名の由来である)
ここを歩くたびにいつも「この森の奥に密かに小屋を建てて暮らせたら…」とよからぬ想像にふけるのだが、先日、京都の下鴨神社内の糺の森(ただすのもり)に現実にマンションの建設計画があると聞き吃驚。ここも実は京都に行く度に立ち寄り「この森の奥に密かに小屋を建てて暮らせたら…」とよからぬ想像にふける場所だったからだ。
ただし、私が夢想するのは、せいぜい机とベッドを置けるだけの広さの三畳一間くらいの掘っ立て小屋(ただしWiFi完備)で、カモフラージュを施せば木々に紛れて誰にも見つからない…という感じの森の中の隠れ家。建設が計画されているような高級マンションは・・・(どうせ高くて買えっこないし)物凄く羨ましくて悔しいけれど・・・違う。・・・のだけれど、やっぱり物凄く羨ましくて悔しい・(ー^ー#