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2015年5月29日 (金)

人間の証明

Koseki

とある届け出をする必要があって、戸籍だの住民票だの証明書だのの書類を求めて東京中の役所を歩き回ることになった。

相続がらみなので、亡くなった父親の…生まれてから死ぬまでの戸籍が全部必要…と言われ、子供の頃住んでいた場所まで遡っての古い戸籍をかき集めることになったのだが、「要するに家族も知らないような隠し子がいないかどうかのチェックなんですよ」と聞いて「なるほど」とヘンな納得をする。(なので、12歳以降の記載があれば…さすがにそれ以前に子供を産ませていることはないだろうということで…一応OKなのだそうだが、厳密なようでいて呑気なシステムのような気がしないでもない)

昨今話題のマイナンバー&国民総背番号制にすれば、こういう面倒もなく戸籍関係はキレイさっぱり明快になりそうだが、人生いろいろ。きれいさっぱり明快になれば良いというものでもないのだろう。

もしかして自分にも知らない隠し子が居たりして……と一瞬わくわくしたのだが、それはさすがになかった。残念・φ(.. )

2015年5月26日 (火)

ブラボー!オーケストラ6月分収録

Fmsym NHK608スタジオでFM「ブラボー!オーケストラ」6月分2本の収録。

6月7日(日)放送分は、R.シュトラウス「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」、ワーグナー「タンホイザー」序曲、指揮:飯守泰次郎(2015年2月1日、第62回午後のコンサートより)。スメタナ「モルダウ」、指揮:小林研一郎(2014年10月19日、第61回午後のコンサートより)演奏:東京フィル。

6月14日(日)放送分は、モーツァルト「ディヴェルティメント K136」、メンデルスゾーン交響曲第4番「イタリア」、指揮:尾高忠明(2015年3月7日、響きの森クラシックシリーズvol.51より)。R.シュトラウス交響的幻想曲「イタリアから」、指揮:園田隆一郎(2013年9月19日、第81回東京オペラシティ定期より)演奏:東京フィル。

追加:6月28日(日)放送分は、ベルリオーズ:幻想交響曲。小林研一郎指揮東京フィル(2015年3月12日、第92回東京オペラシティ定期より)

2015年5月23日 (土)

虹色ぷりずむ Ⅱ

Rprism2

2台ピアノのための《虹色ぷりずむ Ⅱ》の楽譜(音楽之友社)が届く。1984年…というからもう30年以上前の作品だ。

…大気中に浮遊している無数の音から〈虹の七色〉ならぬ〈旋法の七音〉を抽出してメロディの房を作っていく空想の〈プリズム〉をイメージした。

ピアノがぽつんぽつんと音を並べ始めると、それによって虹色の音達がキラキラ光りながら集まってきて、蒸留水のように、或いは水晶のように溜って行く……

と解説に書いたような(結構ピュアな)構想だったのだが、当時の現代音楽としてはかなりヘンな楽想&奇妙なタイトルだったようで「何それ?」と随分うしろゆび指された(というより完全無視された)記憶しかない・(^_^;)
先輩作曲家に「キミの音楽は時代とはかみ合っているかも知れないけれど、音楽界(&作曲界)とは全然かみ合ってないね」という鋭い指摘を受けたのもこの頃。まさに慧眼。その後は「異端」への道をまっしぐらである。

2015年5月21日 (木)

KENJI リハーサル

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銀座のスタジオで〈KENJI…宮澤賢治によせる〉のリハーサル。演奏は、ピアノ:舘野泉、ヴォーカル(語り):柴田暦、チェロ:多井智紀のみなさん。

昨日が初合わせだったのだが、舘野さんは開口一番「これ、泣かずに演奏するの大変ですよ」とおっしゃる(…確かに私も泣かずに作曲するのが大変だった)。宮澤賢治の作品から6つ…「やまなし(クラムボン)」や「オホーツク挽歌」「銀河鉄道の夜」など…をコラージュ的に並べたもので、別に悲しい話ではないのだが、気が付くと泣いている自分が居る。ことばの力は怖い。

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今回は、舘野さんにも弾き語り?で銀河鉄道の中の「セロのような声」を語ってもらうのだが、これは聞き物。ひとことの重さがすごい。語りの柴田暦さんも賢治の摩訶不思議な宇宙…川の底のカニの子や死んだ妹(とし子)そしてジョバンニとカンパネルラが浮遊する異次元空間…を多彩に表現して下さり、見事。チェロの多井智紀さんは、「賢治物だからチェロを加えましょう」という流れでの起用で、現代物が得意と聞いてあちこちに特殊奏法などをちりばめたのだが、これが上手い!。問題は、泣かずに聴き通すのが難しいということと、「30分くらい」と言ったのに40分を超えそうな大作になってしまいそうなこと。

521bリハーサル後、舘野さんと一緒にビルボードジャパンの取材を受ける。今回のコンサートは「左手の文庫(募金)」応援プロジェクトでもあるので、出来るだけ多くの人に左手ピアノの新しい音楽の誕生に立ち会ってもらいたいと熱く語る。

63 コンサート6月3日(水)19時より東京オペラシティ(初台)。小山実稚恵(ピアノ)、二宮和子(クラリネット)、多井智紀(チェロ)さんとの共演で、coba 「Tokyo Cabaret」(チェロ)、エスカンデ「チェスの対局」(クラリネット)、「音の絵」(ピアノ三手連弾)という新曲が披露される豪華版。最後のトリが「KENJI」なので責任重大である。(詳細はこちら )

それにしても…喜寿を超えてなお新しい曲ばかりを一晩で弾き切る挑戦的リサイタルを2週間後に控えているというだけで驚きなのに、「でも、その前に地方で4つリサイタルがあるんですよ」と笑顔で仰るバイタリティには感服。(私は還暦を超えただけで早くもポンコツ状態ですのに・(v_v)

2015年5月19日 (火)

名曲メドレー mini

Cond子供音楽番組用の名曲メドレー/ミニ版制作中。先輩大作曲家たちの不滅の名作を勝手に切り貼りして並べる神をも怖れぬ…楽しい作業・φ(.. )

運命〜ハンガリー舞曲〜カルメン〜白鳥の湖〜G線上のアリア〜惑星などなど11曲を繋げて1分40秒。もちろんこんな短さはコンサートのプログラムでは有り得ないのでテレビ向け。いや、アンコールなら有り得るか・・・。

2015年5月17日 (日)

京都への路地

Roji←京都に繋がっている狭い路地

(*^^)v
ガアッタラ、ドンナニ楽シイカ・・・

2015年5月15日 (金)

葵祭

515a

京都御所建礼門前で葵祭の行列を見る。

葵祭は京都に1400年前から伝わる由緒ある祭礼で、メインは天皇の勅使が御所から上賀茂神社まで向かうこの大行列。馬に乗った検非違使、供物を持った従者たち、しずしず歩む女官たち、牛車、それを先導する童たち、斎王代を乗せた御輿、飾りの付いた傘(風流傘)…などなど総勢500人以上全長約1キロの行列が10時半に門を出てから、通り過ぎるのに約1時間。

天気は良く、上々の祭り日和だったものの、夏のような暑さと日差し。「(5月の)葵祭なのに(真夏の)祇園祭みたい」と愚痴りつつも平安絵巻を堪能する。

そのあと、最近新しく改装された国立博物館に寄って「桃山時代の狩野派」展を鑑賞。贅沢に金箔を使った平和な時代を描いた絵が多く、大仏殿(今はなき方広寺の京都大仏)前での民衆の群舞を描いたもの(豊国祭礼図屏風)などなかなか圧巻。

こういう古い絵を見るたびに、描かれた小さい人物たちが持っている「楽器」が気になって仕方がない。貴族が描かれた絵には雅楽の楽器(笙や鉦)が見えるが、庶民の場合はほとんど笛と太鼓のみ。それでも、それを囲んで楽しそうに踊っている風景をじっと睨みつつ「どんな音楽が鳴っていたのだろう?」と念じていると、頭の中に音が聞こえてくる(ような気がする)。

Tuneya

夜は、ピアニスト河村泰子サンの京都在住の知り合いさんに紹介された堺町二条の「恒屋伝助」という人気の居酒屋へ。

初めて伺う店ながら、ご先祖の一人(国学者:大国隆正)が170年ほど前に京都で私塾を開いていたという小宅跡から徒歩数十歩の至近距離。なにやら因縁めいたものを感じる京都の夜・・・

2015年5月14日 (木)

鴨川をどり

514aまた、ふらりと仕事場の裏の路地を抜けて京都へ。

先斗町に寄ったところ、ちょうど鴨川をどりの午後の部をやっていたので、覗いてみる。

実は、むかし(それこそ20年以上前)ここの舞台に乗ったことがある(ということは前にも書いた気がするが)、「歌舞練場で現代音楽」…という企画で自作自演のモノドラマを演ったのである(^_^;。

劇場自体は小ぶりの日比谷公会堂みたいな感じで、懐かしくも不思議な空間。祇園甲部歌舞練場の「都をどり」の観光ショー的なエンターテインメントと比べると、少人数でこぢんまりしているが、濃〜いお馴染みさんが居そうな身近な雰囲気がある。ついでに、最初はみんな同じ顔に見えていた白塗りの芸妓舞妓さんたちも、しばらく見ていると顔立ちが分かってくるのが面白い。

514b終演後、来月舘野さんのコンサートで初演する「KENJI」で使う鈴(Wind Chimes)を探しに、寺町通りをぶらぶら。そのあと、先斗町に戻っておばんざい屋さん(えん)で一杯。もう一件、木屋町の「佳久翠江(かきゅう・すいこう)にもはしご。明日は「葵祭」。

2015年5月13日 (水)

20年後

20_2とある契約の更新で「20年」と言われ、遙か未来のような…現実の範疇のような…不思議な気分になる。

影も形もなくなっているような気もするが…シレッと生きているような気もする…「?」な2035年。

2015年5月11日 (月)

打ち合わせ2題

Sibシベリウス生誕150周年記念番組(FM)の企画について打ち合わせ。

シベリウスがヘルシンキの音楽大学を卒業してベルリンに私費留学したのは1889年〜91年(後半はウィーンにも立ち寄っている)。これはこのブログにも何度か登場する私の曾祖父(駒造)がドイツ留学していたのと全く同じ時期(ちなみに、初留学組の森鴎外は5年早い1884年。作曲家では滝廉太郎が1901年、山田耕筰が1910年)

つまり、日本とフィンランドは、同じ頃、同じように西洋文明に憧れて留学した世代を持つ点で、ほぼ同じ高さ&距離感の視点を(クラシック音楽に対して)持っていることになる。日本人がシベリウスの音楽に共感するのは、そんな「同期生」感覚のせいもあるのかも知れない・・・と、これは勝手な持論。

そのあと、テレビの子供番組用の音楽制作についての打ち合わせ。アニメに付けるMIDI版テクノポップ風の曲と、フルオーケストラで演奏する名曲メドレー…という怪しげな組み合わせのサンプル音源を聞いてもらった・・のだが、2分弱の中に13曲ねじ込んだメドレーを聞かせたところ笑いが止まらず・(^◇^;)・問題は、オーケストラが笑わずに演奏できるかどうか・・・

            *

Yumeen◆先日収録したラジオのトーク番組「夢★夢エンジン」は、5月16日(土)24:30〜25:00に放送予定。(TBSラジオ@954kHz)

松尾貴史さん加藤シルビアさんと「調性」や「音楽」って何?な話で盛り上がりました。

2015年5月 9日 (土)

最古のDiary

Cal昔(80〜90年代あたり)の自分についてちょっと確かめたいことがあって、パソコンの中の日記(というよりスケジュール管理のカレンダー)を検索したのだが・・・スケジュール(カレンダー)ソフトに残っていた最古のデータが1997年1月(わずか18年前)ということにちょっと愕然とする。

もちろんそれ以前の記録は、アナログ(紙)の日記や手帳に書いて残っているのだが、パソコンにリンクしていない…読込や検索が出来ない…というのが(いや、昔はそれが当たり前だったのだが) 何とも「紀元前」な感じがしてしまう。時代が…というより、自分の頭がそういう風になってしまっていることにも、愕然である。

しかも、当時(パソコンやネットの黎明期)は、互換性のないワープロやパソコンのソフト(あるいは電子手帳)が多く、せっかく膨大な記録(日記とか原稿あるいは本やCDの目録など)を入力していても今はもう読めないフォーマットになってしまっているものが少なくない。そのデータがご丁寧にも、もはや読み込むことが出来ないフロッピーディスクとかカセットとかで残っていて・・・これがまた悲しい。

そう言えば今は21世紀。20世紀はもはや遠い昔…ということなのかも知れない。

2015年5月 7日 (木)

30年遅れのテクノポップ

Technop音楽番組用の「こどもが好む音のタイプ、テンポ、リズム、音域(…アップテンポ…刺激的リズム…繰り返し…高音域…)」という項目のデータを眺めつつ、サンプルとして昔のピアノ曲をMIDI化していたら、なにやらテクノポップっぽい不思議な音楽がポコポコと生まれ始め、止まらなくなってしまった。

しかし、これがまた果てしなく楽しい・(^◇^)・

もしかしたらオーケストラや交響曲などでなく、こういう音楽を書く作曲家という選択肢もあったのだろうか。いや、今さらもう手遅れだが・・・

2015年5月 4日 (月)

紫陽花

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実家の庭に紫陽花の鉢を置いてみた。
ここだけ見ると結構広い庭に見える・(^o^)・

2015年5月 1日 (金)

緑のワルツ

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5月になって木々の緑を見ると「緑のワルツ」が頭の中でくるくると鳴り始める。

私の曲には何故か昔からワルツがらみが多い。ふと思い付くメロディが(変拍子以外は)割合3拍子なのだ。現代音楽の時代に現代音楽の先生からは「なんでまたワルツなの?」とよく皮肉られたものだが、起源は良く分からない。

ただ、大河ドラマの音楽をやっているとき、3拍子こそは「平和の音楽」となんじゃないか?とふと思い付いた。2拍子4拍子はイチニ・イチニと前進する「戦さ」の音楽だが、3拍子だとイチニサン・イチニサンでくるくる回って前進できない「非戦」の音楽になる。そこで今様「遊びをせんとや」は武士に対抗する非戦の象徴として(平安時代当時はおそらく有り得なかっただろうけれど)敢えて3拍子で作ってみた。

…のだが、意地の悪い作曲家から「西欧の3拍子はギャロップ(馬の駆け足…パカラッ・パカラッで3拍子)が起源だから、立派に戦争できるリズムだよ」と言われて、また分からなくなってしまった。スウィングの3連符も含め「(2拍子や4拍子でない) 奇数リズム」は直進せず「回る」「揺れる」気がしていたのだが。

Round_2 ちなみに、ウィンナワルツは実は円周率にちなんだ「3.14拍子」で、余った「 .14」のところでドレスをヒラッとさせる…という話を(本当かどうかは定かでない怪しい学説として)聞いたことがある。ということは、くるくる回って戦争できないワルツにするには「.14拍子」の研究こそが要なのかも知れない(ような気がしないでもない)。

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