人間の証明
とある届け出をする必要があって、戸籍だの住民票だの証明書だのの書類を求めて東京中の役所を歩き回ることになった。
相続がらみなので、亡くなった父親の…生まれてから死ぬまでの戸籍が全部必要…と言われ、子供の頃住んでいた場所まで遡っての古い戸籍をかき集めることになったのだが、「要するに家族も知らないような隠し子がいないかどうかのチェックなんですよ」と聞いて「なるほど」とヘンな納得をする。(なので、12歳以降の記載があれば…さすがにそれ以前に子供を産ませていることはないだろうということで…一応OKなのだそうだが、厳密なようでいて呑気なシステムのような気がしないでもない)
昨今話題のマイナンバー&国民総背番号制にすれば、こういう面倒もなく戸籍関係はキレイさっぱり明快になりそうだが、人生いろいろ。きれいさっぱり明快になれば良いというものでもないのだろう。
もしかして自分にも知らない隠し子が居たりして……と一瞬わくわくしたのだが、それはさすがになかった。残念・φ(.. )