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2015年6月30日 (火)

シベリウス生誕150年記念番組

Js1951ピアニストの舘野泉さんとNHK−FMのシベリウス生誕150年記念番組の収録。

全3回(各2時間)に分けて、1.初期の国民楽派的シベリウス(フィンランディアから交響曲第2番まで)、2.中期の古典回帰的シベリウス(ヴァイオリン協奏曲から交響曲第4番まで)、3.後期の汎宇宙的シベリウス(交響曲第6番そしてタピオラまで)…とシベリウスの生涯と音楽を俯瞰。ピアノ曲や歌曲から初期の習作、舘野さんも私も初耳の秘曲なども交えて送るシベリウス尽くしの3日間。

日本はイギリス・アメリカなどと並んでシベリウス好きの国に数えられるが、そのきっかけはやはり渡邊暁雄さん(日本フィル初代常任指揮者。お母様がフィンランド人。シベリウス交響曲全集を世界初のステレオ録音デジタル録音で2度残している。日本シベリウス協会初代会長)の存在だろう。最初の全集盤が1962年、そして65年の生誕100年の後、67年に菅野浩和さんによる「シベリウス〜生涯と作品」(音楽之友社)が出て、68年にはカラヤンによる後期交響曲(第4・5・6・7番&タピオラ)が揃い、70年代には舘野泉さんによるピアノ曲&歌曲録音。この怒濤の攻勢で日本(そして私の頭の中)にシベリウスが根付いた(ような気がする)。

Fmsib 舘野さんの語るご自身のピアノ歴やアイノラそして歌曲にまつわる話、第6番と銀河鉄道にまつわる話、二人揃ってなぜシベリウスにはまったかなどなど色々な話題で盛り上がった6時間。

放送はちょっと先の8月10日(月),11日(火),12日(水)16:00〜18:00の3日間 。真夏に聴くシベリウスも乙なモノかと・・・

2015年6月27日 (土)

独学のLogicPro

Logix

Mac系のソフトというのは昔から説明書を読んだためしがない。直感的に色々いじくっているうちに自然に使えるようになるモノと決めてかかってきた・・・のだが・・・

先日、昔から使ってきたLogicPro(音源制作ソフト)でどうにも分からないことが出て来て初めてマニュアルを開いたところ、「え?こんな機能があったのか!知らなかった」という基礎の基礎の無知を発見。(ちなみに、各トラックの音量や定位を自動調整するオートメーション=画像の黄色い折れ線グラフ…という機能)
なんとも呑気…というより間抜けな話だが、基礎のマニュアルや勉強する順番に無頓着な「独学」には、こういう落とし穴が時々ある。

高校の時、独学で「ピアノ三重奏曲」(全4楽章20分ほど)を書き上げ初演したのだが、その時友人に「この曲、ホ短調だよね?」と言われ「え?そうなの」と応えて呆れられたことがある。オーケストレイションや楽器法の本は山積みして読んだが、楽典は(面白く無さそうだったので)後回しにしていたのである・(=_=)・

直感的に色々いじくっているうちに何とかなるサ…というのは、どうやらそのころからのポリシーらしいが、それで良いのか?と言われると自信はない。

2015年6月25日 (木)

朝政de黄泉徳Classic

Choclas昨年文庫化した「調性で読み解くクラシック」(ヤマハミュージックメディア)が好評とのことで先日出版社の方が挨拶に来た。世間一般のベストセラーと比べると桁が2つ近く足りないものの、ことクラシック部門に限れば「売れてます!」なのだそうだ。

それで思い出したのが、むかし最初の作品集(2枚組)を出したときのこと。「現代音楽では異例のベストセラー!」といわれ新聞の取材が来たのだが、枚数を聞いてみると結構トホホな数字。でも記者氏は「凄いですよ。現代音楽なのに、ポピュラーで一番売れていないアルバムと同じくらい売れてるんですから!」と良く分からない褒め方をする。

そこで「ポピュラーの新人でデビューアルバムがこのくらいの枚数だったらどうなるんですか?」と聞いたところ「そりゃあ、たぶんクビでしょうね」と即答。・・・現代音楽でヨカッタ・・・と胸をなで下ろしつつ何か根本的にすごいところで間違っているような気がしないでもなかったのだが考えないことにした・(v_v)・

2015年6月24日 (水)

パート譜にがいかしょっぱいか

Printc_2 今は昔、作曲家として仕事を始めた1970~80年代頃、渋谷のNHKの近くの「プリントセンター」という写譜(浄譜)の会社に随分通い詰めた。なにしろオーケストラでもアンサンブルでも、作品を書き上げてまず真っ先に楽譜を持って行くのがこの「写譜屋サン」だったからだ。

むかしから作曲家と写譜業というのは切っても切れない仲。作曲家が書くのはスコア(総譜)というオーケストラ全部の楽器を書き込んだ数十段に及ぶ楽譜だが、それだけでは音も出ないし演奏も出来ない。演奏して貰うためにはそれぞれの楽器が演奏する音符を抜き書きした「パート譜」というのを作る必要がある。この…スコアからパート譜に書き写すのが「写譜」(あるいは作曲家の手書き譜を清書するので「浄譜」)という仕事である。

現代でも、放送局のまわりではドラマの音楽から歌謡曲の伴奏などに至るまで毎日毎日膨大な作曲編曲の楽譜が生まれ、毎月毎週毎日スタジオやコンサートホールに供給される。それを「早く・正確に・間違いなく・読みやすく・譜めくりしやすく」、しかも全て「手書き」で行っていたのだから大変な仕事である。私もデビュー以来、現代曲の新作からテレビやラジオの音楽まで、(貧乏時代に自分で制作したモノ以外は)《プリントセンター》か写譜専門の《ハッスルコピー》のお世話になっていた。

その後、プリントセンターはNHKプリンテックスとなり、さらに放送局関連の印刷や制作を総合的に行うNHKビジネスクリエイトとなり現在に至る・・・のだが、その「楽譜制作」部門、今月で業務終了になるのだそうだ。最近は楽譜も原稿と同じくほとんどコンピュータ制作してデータでやり取りする時代になり、写譜や浄譜の世界もかなり様変わりしたから、これも時流ということなのだろう。

とは言え、デビュー以来40年近い付き合い…しかも一番辛く苦しい時代の記憶が色々ある身としては…名残惜しい…とか、感慨深い…というような言葉では片付けられない複雑な情が背中を這い上がってくるのを感じつつ、思いにふける。

2015年6月22日 (月)

ロボットの時代

Robopepper人型ロボット「Pepper」(一体約20万円)が売り出され、発売1分で1000台を完売したのだそうだ。身長121cm、体重29kg。胸に10インチのディプレイを付け、顔の認識や簡単な会話および感情表現をこなし、時速2kmほどで移動する。色々なアプリをインストールすれば「芸」を増やすこともできるという。

もちろんまだ生まれたてなので何の役に立つのか心許ない物体だが、むかし家庭用コンピュータが出た時もそうだった。20年ほどしたら普通に一家に一台居る時代になっているのかも知れない。(私も、もし部屋の片付けと料理が出来るロボットなら…10倍の値段でも欲しい!)

20040313_cただ個人的には、むかし付き合いのあったSONYのQRIO→の進化した姿も見たかった。10年ほど前(2004年)ロボットで初めてオーケストラを指揮するという偉業を達成しながら、会社の方針で開発が中止になった悲劇の子である。

おそらく今後は、現実的な労働作業や介護などに耐えうる大型アトム・サイズと、アクセサリー兼ペット的な小型ティンカー・ベル・サイズの両面で発展してゆくのではないかと勝手に妄想&空想しているが・・・空を飛ぶのはいつだろう??

2015年6月20日 (土)

鳥たちと植物のトラウマ

Plantp

自作楽譜のPDF化作業は、ここ1年で当初の予定の70曲ほどをほぼ整備完了(ちなみにリストはこちら )。ところが、時々作曲者自身が書いたことをすっかり忘れていたような超マイナー曲について「××という曲の楽譜はないんですか?」と問い合わせがあり、慌てて楽譜棚をひっくり返すことがしばしばある・・・

そんなきっかけで現在追加整備中なのが、渋谷区制70周年(2002年)記念に少年少女の吹奏楽のために書いた「祝典序曲(鳥たちへのファンファーレ)」、およびデビュー直後(1982/3年)東京混声合唱団の委嘱で書かれたものの初演以来お蔵入り状態の合唱曲「植物プリズム」(↑楽譜)。

両曲とも諸事情から個人的なトラウマに抵触し、結果的に前者は唯一の吹奏楽作品、後者は唯一の合唱作品となった曰く付きのもの。(とは言え、40年近く作曲家をやっていればトラウマの50や60あっても不思議でなし、そもそも曲に罪があるわけでなし。ちゃんとキレイな楽譜にして残してあげるのが親の務め…)

と言いつつ・・・サテ、楽譜棚の中に眠る残りのトラウマはどうしようか・・・と悩む日々。

2015年6月18日 (木)

あのまろかりす

Anomaアノマロカリス…という名前がどうも覚えられない。

この生き物、5億年ほど前(カンブリア紀)に海中を泳いでいたエビのようなイカのような古代生物で、ぬいぐるみになるほどファンが多い。ちなみに「アノマ」「ロカリス」ではなく「アノマロ=奇妙な(Anomalo)・カリス=エビ(Caris)」なのだそうだ。

私の世代は映画「キングコング」で恐竜マニアになった口なので、肉食恐竜ティラノサウルス、首長竜ブロントザウルス、草食剣竜ステゴザウルス、トリケラトプス、翼竜プテラノドンあたりが主役級(実際、勉強机の上にプラモデルが並んでいた)。ところが「ジュラシックパーク」以後の世代の恐竜マニアと話すと、ヴェロキラプトル、スピノサウルス、ケツァルコアトルス、アルゼンチノサウルスなどなど聞いたことのない名前が出て来て戸惑うことが多い。

最近はこれにアノマロカリスからオパビニアだのハルキゲニアだのカナダスピスという古代生物が加わり・・・シーラカンスと三葉虫くらいは模型を持っていた記憶があるが・・・もはや名前すら頭の中の引き出しに入らないのが悔しい。

Muscles_2 余談ながら、高校生の頃に読んだ北杜夫の「幽霊」という小説に「一番長ったらしくて覚えにくい単語」として胸鎖乳突筋=ムスクルス・ステルノクライドマストイデウスというのが出てくるのだが、読んだ当時は一発で憶えられたし、今でもすらすらと出て来る。若いというのはメモリの精度が違うのだな、きっと。

2015年6月16日 (火)

音楽の中の第3の神

40NHK503スタジオでFM「ブラボー!オーケストラ」7月分1本の収録。

7月5日(日)放送分の、ベートーヴェン「エグモント」序曲、モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調(vn:堀米ゆず子)、小林研一郎指揮東京フィル(2015年3月15日@第861回オーチャード定期および同12日第92回オペラシティ定期より)。後半はリロイ・アンダーソン「シンコペイテッド・クロック」「トランペット吹きの休日」「おしゃべり(フィドル・ファドル)」、尾高忠明指揮東京フィル(2015年3月7日@響きの森クラシックVol.51より)

今回は期せずしてクラシック系3パターンの音楽の競演。ベートーヴェンは酒飲みバッカス(ディオニソス)的な陶酔と羽目外しの音楽。対してモーツァルトは調和と抑制のアポロ的音楽。最後のアンダーソンはそれを横目に笑っているトリックスター的な音楽。(…とギリシャ神話の2神になぞらえたのはニーチェだが、第3の神には名前がない)

おそらく音楽家がみな目指すのはアポロ。ただし、これは「なりたくてもなれないもの(天才)」の象徴。対してディオニソスは、アポロになる過程で何かが欠けていて「なりたくはないのになってしまう」異端の荒ぶる神。そして、そのどちらにもなれず賢愚の狭間から両者を笑い飛ばすのが第3の神……なのだが、もしかしたら、それこそが「人間」ということなのかも知れない。

2015年6月12日 (金)

音楽聞き放題の時代

Netmusic_2AppleMusicに続いてLINEも参入し、日本でも定額制の音楽配信サービス(いわゆる「聞き放題)」が本格化しつつあるようだ。

聴き手の側からすれば月1000円程度であらゆるジャンルの音楽(もちろんクラシックも含む)をいつでも幾らでも聴ける…というのは夢のような時代の到来である。
一方、音楽を作っている側からすれば一曲の価値の余りの暴落ぶり(実際、一曲あたりにすると数十円とか数円のレベルになるわけで)に悲観的な未来を思い描く人も出て来そうだ。

どうやら音楽文化は今ひとつの曲がり角に来て居る。それは確かなのだが、音楽が「録音」出来るようになった衝撃や、FM放送あるいはCDやカセットテープが登場したときの衝撃に比べれば、「そういう時代になったということか」という以上の感慨はない。

Gear_2ただ、ネット上にストックされた楽曲が「3千万曲以上(Apple)」と言っても、人間の生み出した全ての音楽から見ればほんの数%(いや、コンマ数%以下かも知れない)。それが証拠に、アナログ時代の例えば60〜70年代の現代音楽作品やマイナーな自家製盤などは(「聴く人がいるのか?」という問題は置いといて)残念ながら聴くことが叶わない。

もし過去に一度でもレコード盤やテープなどで発売されたものは全てネット上で聴ける…という「聞き放題」があるなら(今までLPやCDにかけた金額のことを思えば)月数万円投資しても惜しくない・・・ような気がしないでもないような気もするが、サテ、どンなものだろうか・φ(.. )。

2015年6月10日 (水)

単語失踪事件

Sakekas

居酒屋で飲んでいて、とある単語が出て来なくなった。なんというか脳の中のそこの部分だけがポカッと虫食いになっているように記憶が消えている。

「三文字で・ほら、あの・・・すじこ…じゃなくて、めかぶ…じゃなくて、しめじ…でもなくて、たらこ・いくら・くちこ・とびこ・へしこ・おくら・なめこ・しらこ・こはだ・つくね・とろろ・おから・おあげ…じゃなくて・・・う~ん、出て来ない。だめだ。ボケたかなぁ」

Hjk 「お客さん、そんだけ出て来りゃボケてないね」

正解は、ひじき…でした。

2015年6月 8日 (月)

パソコンの中の擬似生命

320

子供音楽番組用のアニメが付く音楽の制作。こちらは生音ではなくMIDI音源を組み合わせての所謂「打ち込み」。

くるくると目まぐるしく上下しながら疾走するジェットコースター的なスピード感のType-Aと、小さな細胞が徐々に増殖して巨大な生命に成長してゆく感じのテクノポップ的なType-Bの2曲。

パソコン上の音は切ったり丸めたり延ばしたり縮めたり引っ繰り返したりくっつけたりが自在で、その点はミニ版創造主にでもなったような至極楽しい世界。ただし、そのぶん音(生命)を玩んでいる背徳的な感じがちょっぴりしないでもない。

試験管の中で生命(ホムンクルス)を育てるのは、こういう気分なのかも知れない・とふと思う・φ(.. )

2015年6月 5日 (金)

図解(らくがき)音楽大事典

Nekojiten

10年ほど前(2004/5)に出版したイラスト付きクラシック入門書3部作(学研) を一冊にまとめた新装&再編版を作りましょうという話が来た。

そのまま復刊なら簡単なのだが、まだ作画ソフトが万全でない頃に書いた最初の本はレイアウトも含め絵のバランスが気になっていたので、「この際、古いイラストは描き直しましょうか…」とうっかり言ってしまい、また一仕事増えることに。

ちなみに、タイトルの《図解クラシック音楽大事典》は、「図解」と書いて「らくがき」と読みます・(^_^;

2015年6月 4日 (木)

名曲メドレー収録

Nhk605

NHK509スタジオで子供音楽番組用名曲メドレーの収録。山下一史指揮東京フィル。

ベートーヴェン「運命」で始まってブラームス〜ヴェルディ〜ロッシーニ〜ビゼー〜チャイコフスキー〜メンデルスゾーン〜バッハなどなど1分45秒で全12曲を詰め込んだ抱腹絶倒の一品。

最終的にはアニメーションになるそうで、演奏中の指揮者やオーケストラの映像も収録。どんな出来になるのか楽しみ。番組自体は8月初旬放送予定で、それまでにもう2曲ほどこちらは打ち込みで制作中。

2015年6月 3日 (水)

KENJI 初演

Tateno2015a東京オペラシティで行われた舘野泉リサイタルにて拙作《KENJI…宮澤賢治によせる》初演に立ち会う。

前半は、二宮和子(クラリネット)、多井智紀(チェロ)、小山実稚恵(ピアノ)さんとの共演で、エスカンデ「チェスの対局」(クラリネット)、coba 「Tokyo Cabaret」(チェロ)、「音の絵」(ピアノ三手連弾)。多彩な楽想が次から次へと繰り出すステキな世界が広がる。

そして後半が〈KENJI…宮澤賢治によせる〉。ピアノ:舘野泉、ヴォーカル(語り):柴田暦、チェロ:多井智紀さん。…賢治の詩をコラージュした8章40分ほどの宇宙だが、残念ながら(聴衆を泣かせられなかったという点で)及第点には遠く及ばず。演奏は三者とも力演で素晴らしかったのだが、「声」を使った舞台作品である以上、全体のバランスと方向性を整える専門の演出家が必要だったということなのだろう。特に、生の声だけで充分聞こえる小さな空間ならともかく、オペラシティのような大空間では、「歌詞が聞こえるようにPAを入れました」だけでは聴き手の心との距離間がつかめない。やはり「声」は難しい。

Kenjim_2

それでも、舘野さんが(涙をこらえて)弾き語った瞬間と、天上からコーラスが聞こえてきた瞬間だけは鳥肌が立った。というわけで、賢治のことばの威力と、作曲家の無力と、舘野さんの78歳を超えてなお全力疾走の強靱なバイタリティを改めて思い知った一夜だった。

このあと、KENJI…は6/6ヤルヴィホール(長野)、6/28宮澤賢治イーハトーヴ館(花巻)で再演予定。

2015年6月 1日 (月)

居酒屋NET談義

Sake居酒屋で会社員らしき年配男性が、隣のスマホ片手の後輩?氏に「おまえのやってる、そういうツイッタァ?とかライン?のはびこるネットってさ、しょうもない奴の無知丸出しなコメントばかりで、しかもそれがすべて垂れ流しでしょ。何とかならんのかネ」と絡んでいて、思わずフムフム…と耳をそばだててしまった。

しかし後輩?氏はさして動ぜず「でも、先輩。逆に言えば、しょうもなくて無知なボクらでも好き勝手なことを発言できて、しかもどんなアホなこと書いても秘密警察に捕まって拷問受けたりしない、これは素晴らしい時代ってことなンじゃないですか」

すると、先輩?氏、キッと顔を上げて「むかし泥棒を捕まえたら東大生だったという事件があってね。『東大生が泥棒するようになるなんて世も末だ』とみんな嘆いたのに、一人だけこう言った奴がいた。『逆に言えば、泥棒でも東大に行ける、素晴らしい時代になったンじゃないですか』

「言えてますね」
「言えてないッ!」

サテ、貴方の判定はどっち?

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