鳥たちと植物のトラウマ
自作楽譜のPDF化作業は、ここ1年で当初の予定の70曲ほどをほぼ整備完了(ちなみにリストはこちら )。ところが、時々作曲者自身が書いたことをすっかり忘れていたような超マイナー曲について「××という曲の楽譜はないんですか?」と問い合わせがあり、慌てて楽譜棚をひっくり返すことがしばしばある・・・
そんなきっかけで現在追加整備中なのが、渋谷区制70周年(2002年)記念に少年少女の吹奏楽のために書いた「祝典序曲(鳥たちへのファンファーレ)」、およびデビュー直後(1982/3年)東京混声合唱団の委嘱で書かれたものの初演以来お蔵入り状態の合唱曲「植物プリズム」(↑楽譜)。
両曲とも諸事情から個人的なトラウマに抵触し、結果的に前者は唯一の吹奏楽作品、後者は唯一の合唱作品となった曰く付きのもの。(とは言え、40年近く作曲家をやっていればトラウマの50や60あっても不思議でなし、そもそも曲に罪があるわけでなし。ちゃんとキレイな楽譜にして残してあげるのが親の務め…)
と言いつつ・・・サテ、楽譜棚の中に眠る残りのトラウマはどうしようか・・・と悩む日々。
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