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2015年6月18日 (木)

あのまろかりす

Anomaアノマロカリス…という名前がどうも覚えられない。

この生き物、5億年ほど前(カンブリア紀)に海中を泳いでいたエビのようなイカのような古代生物で、ぬいぐるみになるほどファンが多い。ちなみに「アノマ」「ロカリス」ではなく「アノマロ=奇妙な(Anomalo)・カリス=エビ(Caris)」なのだそうだ。

私の世代は映画「キングコング」で恐竜マニアになった口なので、肉食恐竜ティラノサウルス、首長竜ブロントザウルス、草食剣竜ステゴザウルス、トリケラトプス、翼竜プテラノドンあたりが主役級(実際、勉強机の上にプラモデルが並んでいた)。ところが「ジュラシックパーク」以後の世代の恐竜マニアと話すと、ヴェロキラプトル、スピノサウルス、ケツァルコアトルス、アルゼンチノサウルスなどなど聞いたことのない名前が出て来て戸惑うことが多い。

最近はこれにアノマロカリスからオパビニアだのハルキゲニアだのカナダスピスという古代生物が加わり・・・シーラカンスと三葉虫くらいは模型を持っていた記憶があるが・・・もはや名前すら頭の中の引き出しに入らないのが悔しい。

Muscles_2 余談ながら、高校生の頃に読んだ北杜夫の「幽霊」という小説に「一番長ったらしくて覚えにくい単語」として胸鎖乳突筋=ムスクルス・ステルノクライドマストイデウスというのが出てくるのだが、読んだ当時は一発で憶えられたし、今でもすらすらと出て来る。若いというのはメモリの精度が違うのだな、きっと。

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