オープニング・フェスタ@サントリーホール
サントリーホールの「オープニング・フェスタ」に拙作《FUGAKU…霊峰富士によせる七つの響景》の再演(尺八:藤原道山、二十絃箏:黒澤有美、藤岡幸夫指揮東京交響楽団)を聴きに行く。
この曲は、2002年毎日新聞社主催の富士山再生コンサートのために書かれたもので、「FUGAKU」は「富嶽」と「舞楽」をかけている。 「序」「黄昏」「夕映え」「天つ風」「夜の嵐」「凪」そして「夜明け」という七つの断章からなり、初演(尺八:三橋貴風、二十絃箏:吉村七重、藤岡幸夫指揮日本フィル)は、富士山の夕暮れから日の出までの景色が映し出される舞台上の巨大スクリーンの前で披露された。
以来、再演も録音もされていない…という私の作品の中では唯一の希少なオーケストラ曲だったのだが、13年ぶりにその記録もストップ・・・しかも、こんな晴れやかなフェスティヴァル・コンサートで・・・(おまけに、タイトルの元ネタである黛敏郎〈BUGAKU〉と並んで演奏されるという指揮者からの皮肉付きで)・・・
ちなみに、スコアはこちら→*
4時間にわたって豪華演奏家陣が次から次へと登場した夢のコンサートの司会は高嶋政宏氏。プログレ好きで、オーケストラ版「タルカス」の大ファン…ということで記念写真。
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