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2015年11月

2015年11月28日 (土)

芝居de深川

Yoi2015a知り合いの出演するお芝居「善の快(と書いて「いいのかい」と読むらしい」)の第10回記念公演を観に深川の江戸資料館へ。時代劇(舞台は江戸時代の大阪の長屋)で、しかも「全編関西弁」、さらに喜劇(!)

Yoi2015b

というわけで、滅多に見られない世にも不思議な2ショット。

2015年11月26日 (木)

マーラーde赤坂

03NHK605スタジオで FM「ブラボー!オーケストラ」12月分1本の収録。

今回は12月13日(日)放送分で、マーラー交響曲第1番「巨人」。渡邊一正指揮東京フィル(2015年10月30日@第871回サントリー定期より)

文字で書くぶんには問題ないが、この「巨人」、「キョ↑ジン↓」なのか「キョ→ジン→」なのかイントネーションにいつも悩む。
Akasaka1511
基本的に、一般名詞は平坦に発音し、固有名詞は頭にアクセント…という法則があるのだそうで、野球の巨人は「キョ↑ジン↓」、壁を乗り越えて来る巨人は「キョ→ジン→」となるのだが、サテ、交響曲の場合は?
(ちなみに、「運命」は「↑ウンメイ」だが、「田園」は「→デンエン」。「第九」はイントネーションを変えると「大工」になってしまう・・・

収録後、ひさしぶりに赤坂〜六本木近辺をぶらつく。肌寒い大気に冷たい感触のイルミネーションがよく似合う(ような気がする)。

2015年11月24日 (火)

取材de渋谷

Mjima渋谷の音楽事務所(ジャパンアーツ)に行って音楽誌の取材を受ける。

音楽家の「今だから言える裏話」を談話で聞く〈音楽の友〉の「あの時、あの場所で、実は…」という連載コーナー。聞き手は音楽評論家:真嶋雄大氏。

作曲家の経済事情とか大河ドラマ制作の裏話とか危ない話もちらほら交えつつ、1時間ほどお話をする。

Shibuya1511取材の帰り、久しぶりに夜の渋谷を歩く。自動車が空を飛んでいない以外はほとんど「ブレードランナー」の世界だな、と改めて見とれる。

路地に入ると 「2つで充分ですよ」と言う屋台のおじさんが居るような気が…

2015年11月17日 (火)

黒猫の日

Scrひさしぶりに原稿を書こうと〈Scrivener〉というソフトを開こうとしたら、ビクとも動かない。OSXがElCapitanになってから具合悪いとは聞いていたが、旧Yosemiteでも開かなくなるとは。これもどうやら(楽譜ソフトFinaleと同じく)バージョンアップ待ちといういうことらしい。というわけで、仕事中止・σ(^^)

Catcutちなみに、本日11月17日は「黒猫の日」(アメリカでは8月17日が「黒猫に感謝する日」)なのだそうだ。こちらはイタリア発祥で、もともと魔女がらみで「不吉だ」という迷信をやめようと始められたのだとか。

日本では、夏目漱石が「黒いネコは福猫ですから」と言われて飼い出したというほど(なので「吾輩は猫である」のネコは黒猫)だし、某宅急便の猫も黒。ウチの猫も十数年前からしっかり真っ黒である。

2015年11月13日 (金)

パドゥシャ新アルバム録音記

Rec111211日12日13日の3日間、若葉台の稲城iプラザで、パドゥシャ(パーカッション:山口多嘉子さん、ピアノ:小柳美奈子さん)の新アルバム録音に立ち会う。

今回は私の作品集で、アトムハーツクラブDUO(TRIO)第1番と第2番、「優しき玩具」より新アレンジ9曲、「青い神話」からソロ3曲、コンピュータ音源も交えての「トラウマ氏の回想(仮)」、そしてプロローグとエピローグのミニ新曲…という豪華な内容。

Rec1113a_2パーカッションは、マリンバ・ヴィブラフォン・シロフォン・グロッケンシュピールに始まって、スチールドラム、ウッドブロック、鈴など小物楽器類から太鼓類まで総動員。

今回のアルバムのために新アレンジを作った 「優しき玩具」では一曲一曲「コポコポとかプクプクという感じの音で」とか「古いオルゴールみたいに」とか「なんじゃこれは?という音で」という作曲家からの訳の分からない指示が飛ぶ中、不可思議な音が次々登場しておもちゃ箱をひっくり返したような世界が広がる。

さらに「メトロノームの音も入れてテクノにしてしまおう」とか「楽器をステージ上で三角に並べたら?」とか「ピアノは立って弾いたほうが」あるいは「そこでスタッフがいきなり指パッチン」などなど思いつきのアイデアも総動員。

Rec1113b
ほとんどプログレのコンセプトアルバムを作るような感じで制作は進み、丸三日かけて全7曲(細かく数えると29曲!)を完録。

アルバムは来春Florestanレーベルから発売予定。

2015年11月10日 (火)

KENJI@舘野泉リサイタル

Tk銀座ヤマハホールで「舘野泉バースデー・コンサート〜音楽と物語の世界」を聞く。

後半、草笛光子さんの語りで〈KENJI…宮澤賢治によせる〉の改定版を披露。今回は、DUO用にピアノパートも少し手を入れ、さらに賢治作曲の「牧歌:種山ケ原の歌」と「星めぐりの歌」も間奏曲として加えた全8章。演出:栗原崇さん。

今回のコンサートの直前(11/8)には、舘野さんが館長を務める南相馬の市民文化会館(ゆめはっと)で試演されたそうだが、実はこの作品、もともとは原ノ町(南相馬市)の音楽祭のために1996年(賢治生誕100年)に書かれた舞台作品が原型。不思議な因縁である。

K13そしてさらに不思議なことに、当日受付でもらったチケットが「Kの13」。アルファベットの13番めはMなので、「K.M」は「Kenji Miyazawa」の頭文字。ちょっとゾクッとしてしまった。賢治さん、どこかで見てる?

小さなホールとあって(このお二人なら当然ながらの)満員御礼。聴き逃された方は、来年また改めてこのお二人でのコンサートも企画されているそうなので乞うご期待。

2015年11月 6日 (金)

書店用POP

Card01調性本の販売促進用に…と言われて、書店に置くいわゆるPOP(作者サインとひとこと入りのはがきサイズの手書きミニ広告)を作る。

←ちなみにこれは、むかし某CDの時に作ったPOP。

2015年11月 3日 (火)

帰ってきたトラウマ氏

Tra来週からの"パドゥシャ"のアルバム録音用に昔のMIDIデータ類を整理していて、懐かしい音源を発見する。

かれこれ30年前、Mac plusをステージに載せて怪しいライヴ・エレクトロニクスもどきで上演していたモノドラマ…「トラウマ氏の一日」(1985)〜「コンポーザー氏の憂鬱」(1989)…の背景音楽である。古いPerformer(もちろん"Digital"になる前) に打ち込んだモノだが、開いてみるとまだ生きている!ことに感動してしまった。

Mac_plusMIDIの規格自体は変わっていないので当然と言えば当然かも知れないが、20年ほど前の「原稿」や「画像」すらさっぱり開けなくなっていることを思うと画期的だ。

パドゥシャの山口多嘉子サンは、この手の音源を使って「トラウマ氏」以降モノドラマ10本ほどを上演した戦友なので、なんとかこれを使って1曲でっち上げ……もとい……仕上げたいところ。

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