12月のブラームス
NHK 605スタジオでFM「ブラボー!オーケストラ」来年1月放送分残り1本の収録。
今回は1月31日(日)放送分で、ブラームス交響曲第4番ほか。大植英次指揮東京フィル(2015年9月22日第869回オーチャード定期より)。
ブラームスは、ベートーヴェンの呪縛(とブルックナーの追い上げ)に翻弄された末、ようやく交響曲第1番を完成させたのが43歳。そのあと45歳くらいから、トレードマークのヒゲを蓄え始め、最後の交響曲となった第4番を書いたのが52歳。ということは、交響曲作家としての活動期間はわずか10年足らずということになる。
その後、音楽家としては充実の日々を送るが、 独身老年の哀愁を漂わせながら57歳にして「創作力の衰え」を訴えほぼ隠居状態となり、63歳にして一人寂しく亡くなっている。・・なんだか身につまされて怖い話だが、それでも作曲家としては羨ましい人生のような気がする(のだがどうだろうか)。
そう言えば、同じ独身老年隠居作曲家のせいか、最近どこかで「ブラームス先生!(笑)」と(もちろん冗談で)声を掛けられたことがありますが・・・確かに、ヒゲと体型は似ております(笑)。上の写真など親近感が半端でないし・・・
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