フォト

Home page

お知らせ

  • 音楽館
    作品視聴…映像付き
  • 楽譜出版《ASKS.orchestra》交響曲,協奏曲,室内楽などのスコアを電子版(PDF)で販売中。海外向け→**
    出版作品一覧→***NEW
  • 《図解クラシック音楽大事典》(学研)イラストとまんがでオーケストラや楽典から音楽史までを紹介する掟破りの入門書。旧〈音楽大事典〉の超大幅改訂復刻版。
    作曲は鳥のごとく》(春秋社)自らの作曲家生活を綴った独学の音楽史@2013年3月刊
    《調性で読み解くクラシック》(ヤマハ)調性および音楽の謎を楽理・楽器・科学・歴史から読み解く文庫版入門書。

リンク

« 三人鼎談@三田評論 | トップページ | では、よいお年を »

2015年12月28日 (月)

トラウマ氏の庭@パドゥシャ

Mrtraumag来春発売予定のパドゥシャの新アルバム打合せ。ジャケットやアルバムタイトルや曲順の相談(と、その倍くらいのネコの話)をしつつ、出来たてほやほやの追加曲《トラウマ氏の庭》…ピアノとパーカッションと電子音響のための…を聴いてもらう。

トラウマ氏というのは、1985年初演のモノドラマ・シリーズ第一作(トラウマ氏の一日)からの命名。丹羽勝海サンの語りと歌、作曲者自身のピアノ&キイボード伴奏、山口多嘉子サンのパーカッション、崎元譲サンのハーモニカという編成で、セールスマン:トラウマ氏を主人公にした(笑わせつつもホロリとさせる)全5章23分ほどの舞台作品である。

今回はこの曲の構成をベースに、当時(1980年代後半)舞台で鳴らしていたライヴエレクトロニクスの音源(Mac plusで作った民族音楽風リズムパターンやノイズ)とお二人の生演奏そして私自身のピアノをLogic Pro(音楽編集ソフト)上で合成。最後にちらっと出て来る歌の部分はヴォーカロイド(YAMAHA iVOC-VY1)に歌ってもらう…というスタジオワークで作りあげた8分半ほどの〈リミックス版〉。

タイトルの《トラウマ氏の庭》は、さまざまな極彩色の花(音響とリズム)が咲き乱れる庭(Garden)のイメージと共に、初演者である丹羽(にわ)勝海サンの名前にも掛けている。

Padechatd
前作〈チェシャねこ風パルティータ〉も相当「オモチャ箱」的な世界だったが、今回の「帰ってきたチェシャ猫」は(さらにイカレ帽子屋的なトラウマ氏も加わり)かなりはっちゃけた仕上がりになりそう。乞うご期待。

というわけで、パドゥシャのお二人のページ(FaceBook)は→こちら

« 三人鼎談@三田評論 | トップページ | では、よいお年を »

仕事&音楽」カテゴリの記事