おそうじパック
某カードのポイントがたまったので〈お掃除パック〉なるものを頼んでみる。
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某カードのポイントがたまったので〈お掃除パック〉なるものを頼んでみる。
iPad ProでApplePencil を使うようになったものの、今いち手書きとキイボード入力を自在に併用できるようなアプリがない。…と思っていたのだが、Office365の中に入っていた〈One Note〉というアプリを再発見。
文字はキイボードなり手書きなりでもごもごと書き込み、そこにイラストなり記号なりメモなりをちゃっちゃと描き入れる…という使い方が「即」出来る、という点では極めて便利である(ということに今頃気が付いた)。
Cloudで同期しているので、iPad上で作成したものは即Mac本体で編集可能なほか、○△□のような図形は手書きを自動変換してくれる。 これで五線譜も書き込むことが出来、ついでに手書き譜を認識して清書してくれるともっと便利…なのだが、それは無理か。
それでも、Pencilを右手指に挟み、指先で文字を打ち込みつつペンで絵を描く…という(器用なんだか横着なんだかわからないような)二刀流が出来るのが嬉しい。
昭和7年(1932年)刊の「舞楽解説」(雅楽講究会編)電子書籍(Kindle)版を手に入れる。
朝、起きると雪景色。
仕事場へ行く途中に急勾配の坂があり、雪が積もると「越えられない」ので本日は休業である。
などと言うと、雪国の方からは「何と軟弱な…」と笑われそうだが、逆にどかどか積もった雪ならざくざく踏みしめて行けるような気もしないでもない。中途半端にしょぼい雪が積もって半解けの状態の「坂道」というのが一番怖い(一度滑ってえらい目に遭ったので、懲りた)のである。
と、そんな軟弱な都会育ちながら、むかし「雪景色」を描いた曲を書いたことがある。雪国育ちで生涯雪景色ばかりを描いた日本画の先生(富岡惣一郎氏)の美術館に頼まれて書いた〈3つの白い風景〉という曲だ。
最初は先生も「東京生まれ東京育ちのヒトに雪景色の音楽なんか書けるわけがない」と思われていたらしいが、曲を聴いて貰うと「不思議だね〜、雪の香りがする」とひどく褒められたのが印象深い。
さらに数年後、その曲をイギリスで録音したとき、(そんな曲の由来など知らない録音技師氏に)「不思議だね〜、この曲を演奏するとスタジオの中の温度がすーっと下がる気がする」と言われたのも思い出深い。
音楽には、不思議なモノが付いていることがある(…ということなのらしい)。
イエスについての短いエッセイを……と頼まれたのだが、「5枚以上なら何枚でも」と書いてあったので調子に乗って書き進むうち20枚超えに。
NHK 605スタジオでFM「ブラボー!オーケストラ」2月分2本の収録。
二十歳。成人。
福田進一サンのギター、和谷泰扶サンのハーモニカで演奏された拙作〈忘れっぽい天使 Ⅱ〉および〈ベルベット・ワルツ〉の録音音源を聴く。 NAXOSから出る「日本のギター作品集」のシリーズ第3集に収録予定とのこと。
ハーモニカ(崎元譲サン)とギター(芳志戸幹雄サン)のために書いた〈忘れっぽい天使 Ⅱ〉は、私の最も初期(デビュー前の1979年26歳頃) の作品の一つ。 ハーモニカは笙+ヤンガルバレクで、ギターが武満徹+ラルフタウナー、拍子のない半図形楽譜ながら音はドーリア旋法…というわけの分からないコンセプトで書かれていて、自分の曲の中でもっとも良く分からない曲のひとつ(笑)でもある。
ところが、今回のお二人の演奏、実に愛おしくも美しい。自分の曲ながら一瞬聞き惚れてしまった。と同時に、これを聴いてもらった時の松村禎三師の謎の言葉を何十年ぶりかで思い出した・・・・
そう言えば、何日か前に夢を見てね。それが、巨大な石仏が何体も頭の上を飛んで行くんだけど、静かで全く何の音もしない。そんな夢なんだよ。キミのこの曲を聞いたら、何となくそれを思い出した。ウン、それだけなんだけどね。
ああ、今ようやくその意味が分かった気がします、師匠。