妹の命日にお墓参り。
あれから22年。こうして墓前の花を見ていると、お墓に入っているのは私の方で、妹が毎年花を持ってお墓参りに来る…というパラレルワールドがいつも頭をよぎる。
妹はお墓の前で手を打ってこう言う。「お兄ちゃんも生きていたらもう還暦過ぎかぁ。 そう言えば、クラシックの作曲家になって交響曲や協奏曲書いて海外で作品集のCD出して大河ドラマの音楽もやる…なんて夢のようなことを言ってたけど、そんなこと出来るわけないのにね」
それが意外と、出来たのだ。妹よ。
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