ねこの日(2/22)に
パドゥシャの新アルバム〈チェシャねこリターンズ!(吉松隆作品集)〉の編集済音源を聴く。
いや、面白い。自分の曲を面白がるのもナンだが、このお二人(パーカッション:山口多嘉子サン、ピアノ:小柳美奈子サン)にでなかったらこんな曲(アレンジ)は書かなかっただろう…という「ハメを外した」可愛くもトッ散らかった音楽のオンパレードである。
私の頭の中に「チェシャ猫」と「いかれ帽子屋」が居ることは否定しないが、さすがに一応大人として社会人として(現代の作曲家として)常日頃は隠しているつもり。それが、彼女たちを触媒として(鎖を解き放たれて)涌いて出て来るような感じ…と言ったらいいだろうか。(それが「いい」のか「やばい」のかは、神のみぞ知る)
ちなみに、スタジオで作った〈トラウマ氏の庭〉…ピアノとパーカッションと電子音響(とボーカロイド)のための…は、シュトックハウゼン氏の名作〈コンタクテ〉へのオマージュなのだが、カールハインツ先生、怒らないで(笑わないで?)ください。
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