グスタフ・アマデウス・M
NHK 605スタジオでFM「ブラボー!オーケストラ」4月分2本の収録。
4月10日(日)放送分は、マーラー交響曲第4番。ソプラノ:森麻希、井上道義指揮東京フィル(2016年1月21日第98回オペラシティ定期より)。
4月24日(日)放送分は、モーツァルト:2台のピアノのための協奏曲(p:児玉桃、カリン・K・ナガノ。指揮:尾高忠明。2015年7月12日第866回オーチャード定期より)、同:交響曲第33番。井上道義指揮東京フィル(2016年1月21日第98回オペラシティ定期より)
マーラーの第4番は、一見極めてモーツァルト的で幸福感に満ちた音楽…のように聞こえるけれど、専制君主的な指揮で名を馳せた独身四十男のひねくれ作曲家が書いた交響曲が、シャンシャンシャンと軽やかな鈴の音で始まって最後に女の声で「♪天国はいい処よ〜」と歌うわけで……考えてみれば「怖い」。音楽自体は全然怖くないが、それがまた「怖い」。
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