ギリシャからタルカスへ
ギリシャのEvmelia音楽祭へ送るメッセージビデオ(私の作品を特集するコンサートの前に流すらしい)を撮りにジャパンアーツへ。
「Skypeで生放送という手も…」と言われたが、それは恥ずかしいのでビデオ収録。「1分間」「編集無し」を条件に一発撮りして、5分ほどで終了。
そのあと、サントリーホールへ。佐渡裕指揮東京フィル定期での〈タルカス〉を聴きに行く。
こういうタイプの曲(「春の祭典」のようにリズムが勝った曲)はサントリーではやりにくい(鳴りすぎて音像が拡散してしまう)のが心配だったのだが、やはり箱(ホール)の性格のせいかオーケストラがうまくなりすぎたせいか、狂喜乱舞の「ロックンロールSHOW」にはなりきれなかった気がする。それだけホールに「上品オーラ」があるわけなのだが、前日のオーチャードホールではどうだったのだろう。
終演後、マエストロの楽屋を訪問。「実はあれから、キース(エマーソン)と飲んだんですよ」とのこと。タルカスもウィーンで演奏したことがあるらしい。
破天荒な曲ではあるけれど、「展覧会の絵」のようなオーケストラのレパートリーになってくれたら嬉しい。
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