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2016年6月 5日 (日)

楽譜用電子端末

Gvido

最近スコアはほとんどPDFで保存しiPad(Pro)で見ることが多くなった。

紙の楽譜は(特に厚いものになると)平面を保つのが難しく、大判の物は持ち運びが不便。ミニチュアスコアは軽くて小さい点はいいが音符が小さすぎて老眼にはつらい。その点、電子版ならiPad一台に数百冊だろうが保存でき(実際、自作のスコアは全てPDF化し常時持ち歩いている)、暗いところでも寝転がっても何時でも何処でも読める。便利きわまりない。

とは言え、全貌をパラパラと一瞬で読み取れる紙の楽譜の有効性もゼロになったわけではなく、見開きでの情報量や即書き込みが出来る利便性はまだまだ電子端末より上。なのでピアノの前に置くのはやはり紙の楽譜だ。

と思っていたら、見開きの楽譜専用電子端末(GVIDO)が近々登場するそうだ。まだ開発中(市販はされていない)とのことだが、ほぼA4見開き2ページサイズ(W480xH310)の電子ペーパー製。薄いiPad を2台左右に組み合わせたような形状で厚さ5.9mm、重さ約650g。(ちなみにiPad Proは6.9mm、713g)

PDF楽譜を2面連動で読めるほか、外枠スイッチで譜めくりが出来、付属のペン(Wacom系)で書き込みも出来る(ただしカラーではなく白黒グレー仕様)。microSDカード装着で楽譜データを読み込めるようなので、オーケストラのパート譜などにも使えそうだ。

楽譜専用…としてどこまで普及するか未知数だが、見開きでもっと軽くて薄いタブレット端末(電子ペーパー製)は絶対欲しいと前々から思っていたので、期待大。

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