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    ・NHK-FM 毎週日曜日19:20~20:20放送。毎月第1-2日曜日(+α)東京枠解説担当。
    ・07月02日/09日/16日
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2016年12月31日 (土)

よいお年を

Allemenschen

2016年12月27日 (火)

三村奈々恵@マリンバクリスタル

Cd_mimura三村奈々恵さんの新しいアルバム「マリンバクリスタル」(オクタヴィアレコード:OVCC-00133)届く。

作曲32年目にして初めて音になった〈バードスケイプ〉(1984)収録。最近、福田進一氏が録音してくれた「忘れっぽい天使Ⅱ」(1979)と並び、30年以上前の遠い昔に書いた作品との御対面が重なる。

曲は8分半ほどの小品で、〈デジタルバード組曲〉〈鳥の形をした4つの小品〉に次ぐ「鳥のシリーズ」として書いたもの。元々は〈バードスケイプ〉というタイトルで、この後ソロ楽器によるⅡ・Ⅲ・Ⅳと(ベリオのセクエンツァのように) シリーズ化するつもりだったのだが、一作目の不遇で頓挫してしまった。以後、楽譜棚の中で30年以上眠っていたわけだが、聴いてみるとまさに「押し入れの奥の玩具箱から出て来た可愛くとっ散らかった木製の鳥のおもちゃ」という趣。今回三村さんの手でようやく大気に音として放たれ「なるほど、こういう曲だったのか!」と時空を超えてようやく知ることになった。

アルバムには、ほかにバッハ(前奏曲&フーガやシャコンヌ)と現代作品(ゴリホフ、ハツィスらの魅力的な作品)、さらにキース・ジャレット(ケルンコンサート)が収められ、最後にエルガーの「二ムロッド(エニグマ変奏曲より)」で締めるという不思議な構成。

〈祈り〜prayer〉という副題が示すように、「大切な人に寄せて書かれた作品」が裏テーマになっているそうで、そう言われてみると、確かに、彼女の自然児っぽいキャラクターと巫女のような「神性」が曲の並びにも生きている気がしてくる。「鳥」もまた自然であり神のものなので、そんな世界に融け合うのかも知れない

2016年12月25日 (日)

名古屋 de Xmas

Nagoya17来年3日のニューイヤーコンサートのリハーサル立会いに名古屋へ。

フィナーレの「星に願いを」(Sp:鈴木慶江、Ten:ジョン・健・ヌッツォ、vn:宮本笑里、vc:遠藤真理、p:鈴木謙一郎、名古屋少年少女合唱団、角田鋼亮、名古屋フィル)および「トロイメライ」(チェロと弦楽オーケストラ)、「月の光」(ピアノとチェロ)のアレンジを担当したので練習に立ち会うこと1時間ほど。

帰りにちょっと熱田神宮に寄ってお参りし、滞在2時間ほどで東京に戻る。名古屋駅・東京駅とも人でごった返していて、「何があったの?」と思ったら、クリスマスなのですね。

2016年12月15日 (木)

大倉山記念館

Okurayama_2母の作品が展示されている「日本芸術の融合展」(12/14〜18)を見に横浜市大倉山記念館に行く。

綺麗な歴史的趣の或る建物…ということで心惹かれてふらりと出かけるが、どこかで見たような…という既視感がひたひた。映画やドラマでよく使われているそうなので、それか。

天気も良く、久しぶりに広い空を見る。

2016年12月13日 (火)

ブラボー!オーケストラ収録

BravooFM「ブラボー!オーケストラ」収録のためNHK 503スタジオへ。

12月18日(日)放送分は、モーツァルト:交響曲第40番(指揮:チョン・ミョンフン、第103回オペラシティ定期より)、ディヴェルティメント K.136(指揮:三ツ橋敬子、第2回平日午後のコンサートより。指揮者によるお話付き)

そして来年1月8日(日)放送分は、11月13日にNHKホールで収録された「渋谷発!オーケストラおもしろ研究所」から抜粋。中川翔子さんとの語りやクイズの部分も少し放送。グリンカ「ルスランとリュドミラ」序曲、伊福部昭「SF交響ファンタジー第1番」、ラフマニノフ「パガニーニの主題による狂詩曲(抜粋)」(p:牛田智大)、岩村力指揮東京フィル。

Oniaいつもは、狭いブースの中で独りマイクに向かってもそもそ話しているのだが、今回は広いコンサートホールでしかも子供サン相手なので「ゆっくり・はっきり…でお願いします」。これが結構難しい。頭に何か別のものをインストールする必要があるからだ。中川翔子サンはさすがにキャラクターも声も明瞭で改めて感心。あぁ、だから「タレント(才能)」と言うんだな、と今頃気付いたりする。イラスト→は来年のことを話したので笑っている鬼。

2016年12月 9日 (金)

スコア仕上げ

Scoredec_2頼まれものの編曲スコア完成。

40段近い大編成ではあるものの、A4でプリントアウトすればごく普通サイズになるので、あまり「巨大」な感じはしない。

ただし、このサイズでは音符が小さく細かくなりすぎて、自分の目でのチェックは不可能(ちなみに30段以上なら普通はB4サイズ。もしくはA3くらいの大きさになる)。なので、モニター上でスコアを拡大して、楽器や記号の細部の記載事項を確認することに…。

結局、モニターで「OK」となった楽譜を紙に印刷し、それを見て「ここはちょっと」という箇所を修正してふたたびモニターに戻し、また確認のためにプリントし…の繰り返し。手書き時代の小さな細かい音符のスコアだったら、虫眼鏡出したり老眼鏡磨いたり大騒ぎな処だ。

ちなみに、作業中、Finale、Sibeliusに続いて、Doricoという楽譜作成ソフトが登場したようだ。もちろん触手が動かないではないが、さすがにこの歳で新車に乗り換える元気はない。(アクセルとブレーキを踏み違えそうだし)

2016年12月 1日 (木)

40段スコアの日々

Score40_3 ひさしぶりに大型のスコアを書いている。

とは言っても新作ではなく、ニューイヤーコンサートのフィナーレで演奏する某名曲の5分ほどの頼まれものアレンジ。「その日の舞台に登場した歌手や演奏家が最後に全員で演奏できるように」…という注文なので、ソプラノ・テノール・ヴァイオリン・チェロ・ピアノ・合唱それにハープやチェレスタが加わる3管編成フルオーケストラ…というなかなかにとんでもない巨大編成である。

全部を縦に並べると五線が34段。楽器群の区切りの空段を加えると全40段ほど必要なので、昔の手書き時代だったら、まず40段以上の巨大五線譜を手に入れ(もちろん専門店でないと手に入らない)、そこに上から下までパートに合わせた小節線を書き込むところから始まる大仕事だ。

なにしろオーケストラともなると1小節4/4で音符4つとは限らず、小節は決して均等な幅ではない。十六分音符の刻みとか装飾音とかが加われば、1頁が4小節だったり9小節だったり小節の幅はころころ変わる。さらに3/4だの5/4だの変拍子が混じれば、拍に合わせて小節の幅を計算する必要がある。なので、途中で音を書き加えたり変更したりしようものなら、上から下まで全40段、線引きからやり直さなければならない(しかも40段近いスコアは大きすぎて普通の机には乗らず、製図台のような特殊なデスクが必要になる)。これが結構大変な作業であり、「あぁ、小節線だけ引いてくれる無給の助手がいてくれたらなぁ」と何度思ったか知れない。

・・・のだが、今はしれっとMac & Finaleがやってくれる。おかげで老眼と腰痛の隠居老人でもパソコンで巨大スコアが書けるわけだが、若い頃こんな便利なものがあったら人間がダメになっていたと思わないでもない。今はもう「ダメになっている」ので全く問題はないわけだが…。

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