今回散策(捜索)したディープな京都観光?名所その1。松村禎三師匠の生地。
佛光寺通り室町西入ル…という住所は以前お聞きしたことがあった。お父様は呉服問屋をされていて、店の後ろに住居があったそうだ。ただし小学校に上がる頃にはもう少し郊外(宇治市伊勢田)に引っ越されたとのこと。糸屋町という名のとおり衣装関係のお店が多い一角。
その2は、京都を舞台にしたコミックスゆかりの地。タバコ屋をやっているお姉さんが主人公で、結構場所が特定できる記述(五条通りの南、東本願寺の北、大通りから一本入った路地…など)が多いのでぶらりと散策してみた。
すると、本当にTABACOと書いたマンガそのままのお店があったので驚いた。(もちろん主人公はいなかったが)。作品中に登場する和菓子屋、京町家風ゲストハウス、扇子屋なども実在する。この作品の聖地巡礼第壱号?か。
最後の一つは明智光秀の首塚。三条通白川橋を下った行き止まりの路地裏にひっそり(本当にひっそり)佇む。
小栗須で討たれた光秀の首を家来が持って逃れたものの、夜明け近くなったので此の地に埋めたと伝わる場所。表には〈餅寅〉という和菓子屋があって、光秀饅頭を売っている。
そして、すぐ前の白川の流れをたどって数分歩けば、もうそこは祇園。色々な時空が重畳している不思議な街である。
« 明日へのかたち展@京都2017 |
トップページ
| チャイコフスキーとマーラーの生と死 »