時は巡り・朱鷺は回る
FM「ブラボー!オーケストラ」2本の収録のためNHK404スタジオへ。
今回は、3月17日に行われた東京ニューシティ管弦楽団の第117回定期演奏会を2回に分けての放送。
3月25日(日)は、前半のプログラム…ベートーヴェン「コリオラン」序曲、ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調(p:干野宜大さん)。
4月1日(日)は、後半。シベリウス:交響曲第2番ニ長調。指揮は曽我大介さん。
前半のプログラムはちょっと面白い仕掛けがあって、コンサート冒頭からピアニストが登場し、まずラフマニノフの前奏曲嬰ハ短調「鐘」を独奏。そのまま切れ目なしに「コリオラン」序曲が始まり、ピアノは通奏低音で演奏に参加。そして最後の音からノンストップでピアノ協奏曲に繋げる…という全3曲50分ほどのメドレー?仕立て。「鐘」をイメージさせる嬰ハ短調の前奏曲とピアノ協奏曲冒頭の「鐘」の楽想を、ハ短調のコリオランで(ピアノの低音を「鐘」に見立てて)繋げるという…曽我さんらしい面白い試み。
余談ながら、後半のシベリウス第2番を聴きながら「Sibelius」のアナグラムを考えていて「Ibis slue」(朱鷺は回る)に行き当たる。
こんな明らかな天啓?に50年気付かなかったとは。
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