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2018年4月16日 (月)

音楽についてのあれやこれや

Areya
カワイの機関誌「あんさんぶる」(年6回発行)に《音楽についてのあれやこれや》という連載を始めることになった。

Zettaiあんさんぶる誌は、かつて〈絶対安全音感日記〉(1999〜2001年)というイラスト付きの連載をしていたので、20年ぶりの里帰り。還暦過ぎて原稿の仕事はやめていたのだが、「ふた月に一回ですし、マンガ付きで好きなこと書いてください」と言われ、リハビリを兼ねて引き受けることにした。

題材は、ここ数年ぶつぶつと書き留めて来た「音楽とは何か?」についてのマジメな論考。あまりに大上段すぎて挫折し押し入れに投げ込んでいたものを、イラストを交えて軽口で再構成してみよう…と思い立ったはいいのだが、HPやブログに慣れてしまった身には、何字何行の縛りや〆切やレイアウトの制限がある紙の原稿の世界は「昔懐かしい」というより「手間が大変」。

当時はというと、…ワープロ専用機で打ってプリントした原稿をFAXで送っていた。(当然ながら、そのFAXを元に出版社でもう一度活字を組むので、二度三度の校正チェック&FAXでのやり取りが必要だった)。それでも、清書されて活字になり字数も確定した原稿を〆切当日直接出版社に送れるのは、原稿書きにとっては画期的で夢のような最新技術だった。(だから、1986年、最初にワープロを買った年が私の執筆活動元年である)

なにしろ、その前は……400字詰め原稿用紙にペンで書いた自筆の原稿を、〆切当日までに自分の足で出版社まで届けるか、担当が毎月玄関まで取りに来ていたのだから……。

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