らららクラシック@ワーグナー&ライヒ
NHK 112スタジオでETV「らららクラシック」2本の収録。司会:高橋克典さん、牛田茉友さん。
1本目は「ワーグナー特集」。信奉者の数以上にアンチもいるこの希代の大作曲家について、今回はローエングリン、タンホイザー、ニュルンベルクのマイスタージンガーの三作を中心に紹介。
ワグネリアンの末席に居る作曲家?として、古今東西のワグネリアンの歴史とその怪しいプロファイリング、ワグナー風「ドヤ顔」的作曲法、大河ドラマにも応用されるライトモチーフ(平清盛での使用法についても少し)の話などをPCでの音源も含めて解説。(…6月8日放送予定)
2本目は「スティーヴ・ライヒ」特集。現代音楽界を代表するミニマルミュージックの巨匠の音楽にポップス界・クラシック界両面からスポットを当てる回。
こちらはクラシック現代音楽サイドから、ミニマルミュージックの歴史、その作曲法と仕掛け、現代音楽・ポップス界との融合離合などを解説する立ち位置でのゲスト出演。最後にメインゲスト:トクマルシューゴさんによる「エレクトリック・カウンターポイント」のスタジオ生演奏(一人10重奏)あり。乞うご期待。(…6月22日放送予定)
ワーグナーとライヒ…というと、それこそ音楽的には全く正反対…のはずなのだが、聴いているとだんだん頭が痺れてくる陶酔感が似ているのが面白い。もうひとつ「好き」と「嫌い」が微妙に分かれるのも似ている。おかげで司会のお二人が聴きながら目を白黒させる?のを見る嗜虐的楽しみも…(笑
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