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2018年7月23日 (月)

故きを温ねて新しきは猛暑

BernsteinrespighiFM「ブラボー!オーケストラ」9月分の収録にNHK401スタジオへ。

今回は9月2日(日)放送分の1本で、バーンスタイン「キャンディード」序曲、レスピーギ「リュートのための古風な舞曲とアリア第3組曲」「ローマの松」。渡邊一正指揮東京フィル(2018年6月24日第909回オーチャード定期より)

いずれも、過去の魂を現代に蘇らせた温故知新な作品で・・・
「キャンディード」は、18世紀の哲学者ヴォルテールが書いた壮大なピカレスク・ロマンを現代舞台に蘇らせたドタバタ喜劇的なミュージカルの序曲。
「古風な舞曲とアリア」は、図書室に眠っていた17世紀の作曲家の古いリュートの楽譜を現代風ストリングスの響きで蘇らせた清楚で美しい組曲。
そして「ローマの松」は、古代から現代までのローマという都市の記憶の底の心象風景をオーケストラによる超弩級のスペクタクル・サウンドで描いた交響詩。

収録を終えて街に出ると…都内でも40度を超えるという歴史的な猛暑。
悪魔がポンと現れて「音楽を取るか・エアコンを取るか?」と問われたら、即「エアコン!」と答えてしまいそうになる。
これはもう完全に、地球が人間を駆除しにかかっていると思うしかない。

そんな中で、音楽は無力だ。
でも、人間は…しぶとい。

2018年7月17日 (火)

3手連弾

33p猛暑の中、ちびちびと書き進めていた3手連弾用のアレンジ3曲〈3 Favorite Pieces〉ようやく仕上がる。

舘野泉さんからポップス系も含めた「お気に入り」の3曲をリクエストされてプライベートに書いたもので、両手ピアノと左手ピアノ(計3手)の2人連弾用。

Cもう一曲、秋のリサイタル用の2つの小品(こちらは左手ピアノソロのためのオリジナル)も進めているのだが、「金魚」がらみの曲にしたせいか、この暑さでうだってしまい停滞中。

2018年7月10日 (火)

遠き日の音楽・旅の空の音楽

SixcompNHK 503スタジオでFM「ブラボー!オーケストラ」7月8月分2本の収録。

7月15日(日)放送分は、前半にシューベルト:交響曲第5番変ロ長調(指揮プレトニョフ@2017年10月18日第113回東京オペラシティ定期より)。後半はグリンカ:ルスランとリュドミラ序曲、ムソルグスキー:禿げ山の一夜(指揮バッティストーニ@2018年6月3日第76回休日の午後のコンサートより)

8月5日(日)放送分は、ベルリオーズ「ラコッツィ行進曲」とドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界から」、アンコールにシュトラウス「ピチカート・ポルカ」(指揮バッティストーニ@同上の休日の午後のコンサートより)いずれも演奏は東京フィル。

前半は、もしかしたら後世(作曲者の死後)には残っていなかったかも知れない音楽(5番はシューベルト19歳の日の若書きの交響曲、禿げ山はムソルグスキーが20年がかりで取り組むも結局生前は完成形に至らなかった曲)。

後半は、偶然にも旅の空の下で書かれた音楽(ラコッツィ行進曲はベルリオーズがハンガリー旅行中に書き、新世界交響曲はドヴォルザークがアメリカ滞在中に作曲、ピチカートポルカはシュトラウス兄弟がロシア旅行中連弾しているとき思い付いた曲)。

収録後、外に出ると、まだ7月というのに夏真っ盛りのような猛暑。西日本を襲った大雨災害の痛ましいNEWSにしろ、旧オウム真理教の教祖たちの死刑のNEWSにしろ、脳髄の奥底がむずむずするような話ばかり。かろうじて、タイの洞窟に閉じ込められた少年たちが無事救助されたNEWSが微かな光明。そんな中で音楽はすべて遠き日の旅の空の中に漂う夢のごとし・・

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