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2018年12月26日 (水)

現代音楽アーカイブス

Tapeaa 今年の春、仕事場を引き上げる時に押し入れから出て来たテープ類のうち、NHK-FMでエアチェックしたことが明らかな現代音楽モノ(オープンテープとカセット計300本ほど)を、その後NHKアーカイブスに引き取って貰った。

オープンテープは1970年代、カセットは80/90年代にFMで放送された現代音楽を…国内の芸術祭や新作初演ものから海外の音楽祭までオーケストラを中心に…片っ端から録音したもの。AB面にそれぞれ2~3曲ほどずつ収録されているので全部で千数百曲(ぶっ通しで聴くと丸ひと月ほどかかる計算)になる。

引き取って貰ったのは一応整理してクレジット(作曲者/曲名/演奏者/放送日時)付きのものだが、未整理のまま廃棄処分したテープはこの倍くらいはあっただろうか。

もちろん武満徹/三善晃などCD化されている曲も少なくないが、半分以上はNHKにも保存されていないレアもの。アーカイヴ担当の方が丁寧に曲目とデータをリストアップして下さったが、低速で質より量とばかりにぎっしり録音してあるので、音質的にCD化などは無理だろう。

Cdaa ➡ちなみに現代モノCDの方も何やかやで千数百点。こちらはCD評用に送られてきたサンプル盤が多いので、処分するとなると廃棄しかなく(それはあまりに忍びないので)最終的にCD棚ひとつに収まる1000枚ほどを選んで温存することにした。

それにしても、よくもまあこんなに聴いたものだと呆れる(もっとも新譜で貰ったものの中には開封していないものもあるにはあるが(笑)。現代音楽を2分ほど聴いて「嫌い」というのは簡単だが、何千曲も聴いたうえ自身も現代音楽界に身を投じてわざわざ「嫌い」と言うのは…確かにイカれている、と今になって思う。などと今さら言ってももう手遅れだが(笑

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