水車小屋のある風景
渋谷に行く散歩コースに、池と水車小屋と松が並ぶ不思議な空間(鍋島松濤公園)がある。
むかしはきれいな湧き水があってお茶を点てていた場所だったらしく、今でもその名残の水車が(時々だが)回っている。
ここの池のゆらゆら揺れる水面を見ていると、タルコフスキーの映画「ソラリス」の中で延々流れる「水」の景色を思い出す。この場所自体が、コンクリートだらけの広大な海にポツンと浮かぶ小さな小さな「島」のような存在のせいもあるだろうか。
狭ければ狭いほど(とは言っても、この公園自体は1,500坪ほどあるらしいのだが)そこに勝手に「宇宙」を感じるのは、日本人の悪いクセ…なのか美学なのか。
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