音楽の中の人生
FM「ブラボー!オーケストラ」2本の収録にNHK502スタジオへ。
3月24日(日)放送分は、ベートーヴェン「プロメテウスの創造物」抜粋(序曲/第1幕序奏/第2幕田園曲)と交響曲第6番「田園」。高関健指揮東京シティフィルハーモニック管弦楽団(2019年1月26日@第55回ティアラこうとう定期より)。
4月7日(日)放送分は、バッハ:トッカータとフーガ、チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲(vc:北村陽)、リスト:交響詩「前奏曲」。小林研一郎指揮東京フィル(2018年11月4日@東京フィル第78回休日の午後のコンサートより)。
…リスト「前奏曲」の解題である「人生は、死への前奏曲のようなものだ」という言辞は、十代の頃、結構トラウマだった。それに続く「ラッパが鳴ると(田園に居ようが休息していようが)男は戦場に行くのだ」という…ベートーヴェン以来「ゲイジツ」音楽には付き物の「肉食系」男子観にしても(…私もつい最近までしっかり冒されていたのだが)よく考えてみると特殊な人たちによる異常な人生観/世界観。そもそも音楽(特にクラシック音楽)なんかに人生を学んだりしちゃいけないのだと(もはや完全に手遅れながら)しみじみ思う今日この頃。
・・・
夜は、ピアニストの中澤圭奈さんと、彼女が書いた修士論文「作曲家吉松隆の人生と音楽〜プレイアデス舞曲集の考察を交えて」を肴に寿司屋で一杯。
人生や、月は東に 日は西に 音楽だけが真ん中に
« サイバーバード協奏曲@TRIO版その後 | トップページ | 東京を観光する »
「仕事&音楽」カテゴリの記事
- 草津の夜(2024.08.30)
- Finaleのフィナーレ(2024.08.27)
- 草津音楽祭オープニング(2024.08.17)
- お知らせ:草津音楽祭(2024.08.07)
- 対談Interview(2024.07.19)