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2019年6月 6日 (木)

怪獣王ゴジラの凱旋

Gidzillaゴジラ映画の最新作「ゴジラ〜キング・オブ・モンスターズ」を見る。

ゴジラ・モスラ・ラドン・キングギドラという懐かしの怪獣たちが勢揃いする…と聞いて抗える第一次怪獣世代はいない(笑)。前作(ゴジラ:2014)以来のハリウッド版ゴジラの造形はいまいち好きになれないが、知らない怪獣(ムートー)が主役の前作よりはるかにゴジラ愛を感じる。とにかく豪勢なCGで巨大さを強調された4大怪獣が大画面でどったんばったん暴れ回るだけで感涙モノだし、ゴジラのテーマ・モスラの歌もあちこちで聞こえるうえ、オキシゲンデストロイアや芹沢博士の自己犠牲まで完備されているのだからたまらない。

ただし、問題は人間ドラマの部分で、登場人物たちの価値観はマッドサイエンティスト側もテロリスト側も…何かというと子供のこと家族のことで情緒不安定になる科学者夫婦も…常に苦虫噛みつぶした顔で怪獣との共生にこだわる芹沢博士も…純真自由な子供視点のはずの少女の側も…まったく共感できなくて、見ながら頭を抱えてしまう部分が何度か。ゴジラとタメ口の芹沢博士はともかく、アイコンタクトする主人公とか、それに応えるゴジラとか???。いや、それでも巨大な怪獣たちの体張っての大バトルで全て許せてしまうのだけれど。おかげで「巨大なわけの分からないモノが歩いてくる恐怖」に絞った第一作「ゴジラ」と「シン・ゴジラ」の見事さを再確認する。

ちなみに、最後に怪獣を倒したあと歓声を上げハイタッチをするシーンがなかったのは救いだった。「ゴジラ」も「シン・ゴジラ」も倒した後は虚脱感とも追悼とも付かない敬虔な雰囲気だったことを思い出す。アメリカ風と日本風の違いと言えば言えるが、いくらなんでも原爆を落としたB29の上で歓声は上げないだろう。勝つか負けるかの戦いを繰り広げた相手に対する敬意の問題か。(ちなみに、ゴジラに対する敬意はラストシーンで「え?」という感じで現れる。なるほど、このタイトルはそういう意味だったか…と納得するも、映画館の横の席から「バーフバリかよ!」というツッコミも…)

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