昔の日記考
高校にあがった頃(1968年)からもそもそと大学ノートに書き残したものが十数冊ほど。パソコンを導入した1980年代後半あたりからは日記ソフトとか原稿ソフトに書き付けているので、結構記録は残っている。ただし、パソコン上のデータは形式(Format)がころころ変わるので、現在ではもう開けないモノも少なくない(特にMacではOSが8や9に替わった前後が壊滅的だ)。デジタルの時代でも普遍的なのは紙に筆記するアナログの方…という意見は一理ある気がする。
それにしても、十代の頃の日記というのは…ひとことで言って「恥ずかしい」。何かを思い立ってドヤ顔で書いてあることほど、今読むと「これが他人様の目に触れるくらいなら死んだ方がマシ」的なモノが多い(笑)。
いや、それでも紙に書いたアナログ媒体は、死ぬ前に燃えるゴミに出せば証拠隠滅を図れるからまだいい。昨今の若い人たちは、この手のモノをブログだのTwitterだのSNSで日々発信してるわけだが、これは(良くも悪くも)半永久的にネットの中を漂流し(下手をすると増殖して)消えることが無い。若い頃の青臭い発言や行動が50年経ってもネットに漂流していたら…というのは考えるだに怖ろしい。うーん、紙でよかった。さっさと燃してしまおう(笑)