地球の夏・絶滅の夢
夏というのは、こんなに暑かっただろうか、と青空を見上げながらしみじみ思う…。地球が人間の絶滅を思い立って煮沸消毒を始めたのかも知れない?と感じるほどだ。
そんな絶滅の夢?を目前にして、最近「AI(人工知性)にも性(オス・メス)が必要なのでは」…という面白い話を漏れ聞いた。単に男女の属性/形状を持ったロボットということではなく、全体が残れば個は滅びてもいい…という(論理的整合性が最重要の)オス回路と、個が残れば全体は滅びても良い…という(個の保存が最優先の)メス回路。当然、どちらも理があるため、矛盾しケンカして訣別する。しかし、そうすることでこそ新しい環境で生存できる可能性が生まれる(どちらか一方の意見に従った場合、それが外れたらゲームは終了してしまう)という。
なるほど。確かに、単体による生殖だと何らかの不備(環境の変化・寄生生物・疫病など)があったとき全個体が一気に死滅してしまう。違った体質と性格と思考をもった個体が複数あることでそうした絶滅を回避できる可能性がある。それが、地球上の生物の多くが有性生殖である理由…というのは昔から言われてきたことだが、サテ、AIにオス・メスを作り、ハートと下半身を付け、それが恋愛したりケンカしたりし出すと世界はどうなるのだろう?。もっと熱くなるのだろうか?
余談だが、最近(7月25日)直径130mほどの小惑星2019OKが…天文学者も知らない間に…地球のすぐ近く7万2千キロほどの処を横切っていたそうで、絶滅の危機は遠い未来の夢とも言い切れない。ちなみに、この件で小惑星の接近を察知できなかった天文台の所長が責任を取って辞職し、これが本当の隕石辞任…というジョークは昔どこかで聞いたことが…(笑
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