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2019年11月19日 (火)

想像と創造の狭間で

Tatenorautioフィンランドで出版する舘野泉さんの本の取材で来日したサリ・ラウティオさん(チェロのエリッキ・ラウティオさんの奥さま)に、舘野さんとの出会いや左手のピアノ曲を書き始めたいきさつなどについてお話をする。

舘野さんのピアノを最初に聴いたのは47年前。フィンランドで勉強して帰国した新人ピアニストがいるということで興味津々で帰国リサイタルを聴きに行った。当時の舘野さんは超イケメンで(笑)アッと言う間にファンクラブが出来たほどだが……あれから半世紀。左手のピアニストとしてここまで新しい世界を開拓し、作曲家としてこういうお付き合いをすることになるとは…当時は想像もしなかった。

話は、宮澤賢治とシベリウスそしてフィンランドの関わり(初代フィンランド公使ラムステット博士は東京で賢治と会って話をしていて、銀河鉄道の中に出て来るブルカニロ博士は彼がモデルなのでは?・と個人的に思っている…などなど)や、若い頃フィンランドに行きシベリウスの別荘アイノラでピアノを弾かせてもらった思い出など、こちらも色々な記憶を呼び覚まされ、2時間ほどがアッと言う間だった。

          *

Keisansho そのあと、霞ヶ関の経済産業省「創造性研究会」へ。色々なジャンル(ノーベル賞受賞者からアニメの監督・音楽・美術界・スポーツ界まで広範囲)で創造活動を行っている人を招いて、どういう活動や性格や行為が「創造」に繋がるかサンプルを集め研究する会へ作曲家としてゲスト出演。

聞き手の方々は経営管理とか総合文化というようなジャンルを専門とされているので、どうやって作品を創るか…という話をするのに、才能とか感動とか芸術とかではなく、プロセスとかイノベーションとかランダムアクセスというような視点で説明して行くわけで、これは根が理系の私にとって個人的に非常に楽しく面白い経験だった。

会をコーディネートする経済産業政策局の新原浩朗氏は、最近菊池桃子さんと結婚して有名になった敏腕局長。私の還暦コンサートにも来て下さっていたそうで、作品や著作など隅から隅まで研究済みというファン気質の方。

今後も、発明家や建築家など様々なジャンルの人を呼んで会を続けるそうだが、成果を即レポートにして報告する「仕事」としての会議ではなく、和気藹々と話す中で「創造」へのヒントを貰う「同好会」のような性格なのだそう。こちらも、ちょっと違った視点からの対話が堪能できて2時間ほどがアッと言う間だった(笑
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