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2019年12月26日 (木)

人類の未来は Wow Wow…

A_20191226102801人類の文明が始まった1万年ほど前に数百万人くらいだった全世界の人口は、現在軽く70億を超し、誰が言ったか「タラコが全部孵ってしまって海中タラだらけになっている状態」になっている(笑。

そもそもDNAに組み込まれた人間の寿命は38歳くらいなのだそうで、病気も戦争もなく完全無欠の生涯を送ったとして50歳くらい…というのが神サマの考えた人間の耐用年数らしい。ということは三十代半ばで亡くなったモーツァルトやショパンくらいが本来の寿命であって、人生五十年のマーラーや織田信長は大往生の部類。現代のように平均寿命が70歳80歳超えの状態は、ひとえに医学の進歩と科学文明が生み出した「神をも怖れぬ」状態ということになるようだ。

かくして我らが人類は地表をびっしり埋め尽くす繁栄(異常繁殖)を謳歌しているわけだが、この状態をもし宇宙人が空の上から見たら、恐れをなしてとても降りて来られないような気もする。海がびっしりタラで埋め尽くされ海面が見えない状態なのに、タラが「タラコの一粒は地球より重い」と主張して大気を変質させる勢いで倍々と増殖しているのを見たら、(私が宇宙人でも)お近づきになるのは躊躇する(というより、殺虫剤でも撒きたくなるような気がしないでもない…)蛇足ながら、タラコひとつには10万粒以上の卵がはいっているのだそうで、明太子をぱくぱく食べると数十万匹の大虐殺になる計算だ(笑

サテ、16歳のグレタさんは未来のために「二酸化炭素の排出量を10年で半分以下に!」と改めて怒りを込めて訴え大人世界を揺るがしたが、全く何の忖度も人道的束縛もないAIのグレタさんが登場したら「人間の数を100年で100分の1以下に!」ともっと怖ろしく真っ当な提案をしそうな気がする。現状では「とんでもないことをいう機械だ!」と一瞬にしてスイッチを切られてお終いだろうが、そこにある真実をどう読み取りつつ我らタラは…もとい人類は未来を生き延びてゆけばいいのだろうか。

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