新型コロナな世界に生きる
未知のウィルスが世界に蔓延する…というのはSF小説や映画ではお馴染みのシチュエーションだが、自分がその世界の中に居て内部から状況を見ているというのは不思議な感じだ。
個人的には、もう何年も前から閉じた世界の中でひきこもった生活をしているのでロックダウンには耐性があるが、アクティヴな若い人やこれから人生を謳歌する人たちにとっては悪夢に違いない。「ひと月くらいで終息する」と分かっていれば何とか我慢のしようもあるが、下手すれば年を越す可能性もあると言う。それでも何年続くか分からない終わりの見えない災厄よりはマシだと思うしかない。
人は、イヤだ!と叫んでも、やめてくれ!と泣いても、逃げようがないものに、人生で何度か遭遇することがある。戦争だったり、災害だったり、XXだったり、△▽だったり。これもそのひとつ、と割り切るしかないのだろう。