そう言えば、コロナもクラスターもディスタンスもマスクも…現代音楽では耳慣れた響きだった(特に武満徹さんがよく使っていた)。
音を密集させ(クラスター)・楽器は離して配置する(ディスタンス)という仕様が流行ったあの頃の現代音楽は、どこか今の世界の摩訶不思議な状態を予見しているような気がして、怖ろしくも懐かしい。
そもそも、この異様な猛暑にしろ感染症にしろ、自然(地球)が滅菌・煮沸消毒…を試みていることは明らかだが、80億近くいる相手を千や万の単位で駆除しても焼け石に水。…この絶望的なしぶとさに比べればウィルスの蔓延など可愛いものなのかも知れない。
夏草や 猛暑にコロナ ディスタンス
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