三村奈々恵マリンバリサイタル
三村奈々恵さんのマリンバリサイタル(トッパンホール)を聴きに行く。
デビュー20周年記念ということで、スチールパン・チェロ・クラリネット・エレクトーン・パーカッションとの共演も含む多彩で色彩豊かなプログラム。マリンバはミニマル音楽や電子的なサウンドの世界とよく合うと改めて感心する。
最後は、拙作マリンバ協奏曲〈バードリズミクス〉のピアノ伴奏版をエレクトーン(elT:渡辺睦樹)とパーカッション(perc:萱谷亮一)で演奏するというちょっと面白い試み。初演がちょうど10年前(2010)。そんなに経つのかと、しばし遠い目になる。「難しいですよぉ」と改めて泣き言を言われる(笑)も、協奏曲だから難しいのが当たり前。エレクトーンの万華鏡のような音色の多彩さに改めて驚くが、個人的には終わりの8小節が死ぬほどスキ。
オリジナルの協奏曲版は、今年の5月に上演されるはずがコロナ禍で中止となるも、来年5月にセンチュリー交響楽団@ザ・シンフォニーホール(大阪)で仕切り直して上演の予定。乞うご期待。
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