モデルガン
最近、隠居ひきこもり生活の慰め?に(突然思い立って)モデルガンを2丁ほど(S&W357とベレッタM9A1)大人買いした。
実はむかしむかし十代の頃、モデルガンを収集していたことがある。当時この種のマニアの聖地だった上野御徒町のMGC(ボンドショップ)に入り浸り、ワルサーPPKやP38、ルガーP08やモーゼルC96、南部14年式拳銃、S&Wチーフスペシャル、44マグナム、コルト・ガバメントなどなどを(ちゃんとしたモデルは高価なので安い模造品やプラモデルが多かったが)ずらりと棚に並べていた。
しかし一時期(70年代頃)モデルガンの規制が強化され、金属製に見えるものはNG、銃口はハッキリ塞がれていること、胴体は白く塗ること…などと厳しく決められ、持っていると銃刀法違反になると言われて泣く泣く処分することにした。それ以後は、いかにもオモチャな海賊のフリントロック式火縄銃?だけが愛銃だった(笑
というわけで、ひさびさに手にした本格的な金属(と言っても合金)製モデルガン。基本的にBB弾を発射するガスガン仕様なので、弾丸の装填まで再現はしていないが、弾倉やトリガー・安全装置・ブローバック風のメカニズムなどはホンモノそっくり。それより何より、手に握ったときのしっくり感、形、重さ、感触、安定感。あまりの「手になじむ感」に感動で震えてしまうほどだ。
こう言った銃器にしろ戦闘機や戦艦や戦車にしろ「すべて人を殺す道具じゃないか」と切り捨てる人も多そうだし、それも正論なのだが、その機能美に徹した美しさは楽器と同じ。片や音を出し片や弾を出すという違いはあれど、その形の美しさは男のコの心を鷲掴みにする。(特に武器というのは、文字通り生死を分ける処で生まれた存在であり、芸術品にはない実用的かつ「命懸け」な美を内包している気がする)。ただし、実弾を撃ってみたいとは思わないし、もちろん撃たれてみたいとも思わないけれど。