ブラボー!定年退職
先日(3/21)、無事FM解説(ブラボー!オーケストラ)の仕事を定年退職した。
昔から(作曲家の性なのか、そういう性格なのか)カメラやマイクを前にして上がることもなく、収録に5-6時間…とか、1時間枠の番組を一日で2・3本…などというペースも、「3分30秒話してください」とか「残り45秒何か話で繋いで下さい」などというリクエストもわりと難なくこなせてきたのだが、還暦を超えた頃から「疲れ」を覚えるようになり、65歳を超えると「しんどく」なってきた。うーん、やはり定年の壁は重い。
ちなみにこの番組、1時間番組で冒頭と終わりのテーマ音楽を除いて本編が58分30秒。そこにコンサートで演奏された10分前後の序曲、30分前後の協奏曲、40分前後の交響曲…というようなバラバラな長さの曲をはめ込んでゆくのだが、組み合わせ次第で、話したいことがいっぱいある曲なのに解説部分が1分ちょっとしかなかったり、逆に説明することが殆どない曲なのに解説時間が20分ちかくあったりして…結構頭を使う。もちろん一応は台本・タイムテーブルのようなものは貰うのだが、話す内容は基本的にすべてアドリブ。事前に作曲者や演奏者や曲に関わる資料やデータやトリビアなどなど調べたものをどっさりプリントにしてスタジオのデスクに積み上げ、それを見ながら横目でストップウォッチを見つつ、録音ではあるが生放送と同じ段取りで1時間番組は1時間かけて録ってゆく。
…というようなFM解説を勤めてかれこれ二十余年。収録は平日午後が多いので、終わると夕方。ただし16時17時頃という微妙な時間なので早めに開いている居酒屋をいくつか見つけ馴染みにしていたが、それも今はもうほとんどなくなってしまった。思い出すのは「シンフォニーコンサート」をやっていた頃に毎週通っていた焼鳥屋の板さんと社長だが、今頃どうしているだろうか。