虹の橋を渡る
我が家の黒猫が昨夜「虹の橋を渡った」。このブログや私の本などでも時々登場するキャラ→だったので、お馴染みの方も居られるかと思い御報告。
2002年の春に生後2ヶ月くらいで実家に来たので、今年で満19歳。初めて買ったデジタルカメラで撮ったその日の写真がクラウドに残っている↓。
昔から実家には常にネコが居て、多い時は十匹近くがひしめいていたが、徐々に減り0匹になったところに来た最後の一匹がこの子。黒猫は幸運を呼ぶというが、確かに彼が来て以来(アニメ「ASTRO BOY」とか大河ドラマのような)ちゃんとお金を貰える仕事が次々と来るようになった。文字通りの福猫である。
外を自由気ままに歩き回り、通行人や子供たちに色々な名前を付けられ、近くの神社の野良ネコたちとも交流があったようだが、寄る年波には勝てず、今年になってから体調を崩し、週1-2回くらいのペースで近所の動物病院に通い点滴を打って貰ったりしていたが、ぽかぽか陽気の5月に(ベランダのお気に入りの花の植木鉢の下で日向ぼっこをしたあと)とうとう「虹の橋」を渡ってしまった。
ネコとしては充分恵まれた(羨ましいほど自由な)一生で思い残すこともないだろうけれど、20年近くずっと一緒に暮らしていたので、残された側としてはさすがに身に応える。しかも、傷心を癒そうにも外には息も出来ず酒も飲めない世界が広がるばかり・・・