フォト

Home page

お知らせ

  • 音楽館
    作品視聴…映像付き
  • 楽譜出版《ASKS.orchestra》交響曲,協奏曲,室内楽などのスコアを電子版(PDF)で販売中。海外向け→**
    出版作品一覧→***NEW
  • 《図解クラシック音楽大事典》(学研)イラストとまんがでオーケストラや楽典から音楽史までを紹介する掟破りの入門書。旧〈音楽大事典〉の超大幅改訂復刻版。
    作曲は鳥のごとく》(春秋社)自らの作曲家生活を綴った独学の音楽史@2013年3月刊
    《調性で読み解くクラシック》(ヤマハ)調性および音楽の謎を楽理・楽器・科学・歴史から読み解く文庫版入門書。

« NHKFM「かけるクラシック」 | トップページ | ねこグラス »

2021年6月13日 (日)

The 箏 KOTO

Koto2東京オペラシティリサイタルホールで《The 箏 Koto》「第2回箏の技術革新」というコンサートを聴く。深海さとみ、福永千恵子、吉村七重という箏の名手三氏による20世紀の《箏》の作品を俯瞰する試み。

演奏された全6曲のうち、篠原真「TURNS」・佐藤聡明「神招琴」・吉松隆「双魚譜」が80年代現代音楽界から生まれた箏の曲、宮城道雄「手事」・杵屋正邦「蘭拍子」・沢井忠夫「情景三章」が戦後の現代邦楽界から生まれた箏の曲。6曲とも様式が全く違い(というよりバラバラ)、西洋クラシック音楽をバッハからケージまで並べてもここまで「文法」や「語法」がとっ散らかることはないのでは?と言うほど多種多様。(まるで関西弁とサムライ言葉とギャル語とルー語が併用されているような感じである(笑)

ちょっと首をかしげた末、日本には伝統的な楽器(言葉)はあれど誰も肝心の「文法」を作らなかった…ということに思い至る。西洋音楽における例えば「バッハ」のような基礎音楽辞典(聖書)がなかったわけだ。さらに現代邦楽界と現代音楽界というカトリックvsプロテスタントみたいな相容れない派閥があるのに肝心の「教会(権威の中枢)」がない(…協会はあるが)わけで、サテこれは面白がるべきなのか、困惑すべきなのか。

…ちなみに今回もしかしたら今年初めてのコンサート???と一瞬ギョッとしてしまったが、2月にFM放送のゲスト出演でN響のコンサートに行っていたので今年2回目。それにしても…ひきこもり重症。

« NHKFM「かけるクラシック」 | トップページ | ねこグラス »

コンサート、放送」カテゴリの記事