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宮田大「Dai-versity」を聴きに第一生命ホールへ。
箏のLEO氏と「双魚譜」(元は尺八と箏の曲)をやるというので、どんな風になっているのか興味津々で出向く。
なんだかサムライが真剣勝負をしているような(…とお二人がトークで言っていたが。笑)緊張感溢れる間の世界を堪能。尺八と箏では(竹と木が織りなす)もっと牧歌風な世界なのだが、チェロと箏で演じると(お二人の精気の迸りもあって)鋭利な日本刀同士の果たし合いのよう。20世紀と21世紀、ゴジラとシンゴジラの違い…か(笑)と妙な感慨にふける。
後半、コダーイの無伴奏チェロソナタの凄演(むかしシュタルケルの録音で「松ヤニの飛び散る音が聞こえる」と話題になったのを思い出した)のあと、人形浄瑠璃の桐竹勘十郎氏との共演での黛敏郎「BUNRAKU」は文字通り鳥肌が立った。時代を超越する…という仰々しい言い方ではなく、宮田大=ド◎えもんのヒミツ道具の魔法に触れた気分。
・・・作曲家になったいきさつ・影響を受けた作曲家・作曲家になるまで・現代音楽について・どういうプロセスで作曲するか・作曲家に必要なもの・作品と聴衆と…などなど。・・・聴き手:nacoさん
→https://www.youtube.com/watch?v=h3xbapirj38