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コンサート、放送

2024年6月12日 (水)

エンターザミュージック〈交響曲第3番〉

Img_0552aBSテレ東「エンターザミュージック」の収録に出向く。

昨年6月9日に東京オペラシティで行われた東京シティフィル定期から拙作〈交響曲第3番〉を2回に分けて収録。(前半:1−2楽章、後半:3−4楽章)。

前半は、第3番誕生のいきさつや「七人の侍」との繋がり、初演や録音の時のエピソードなどで盛り上がり、後半は、当日急病の藤岡マエストロの代わりに急遽指揮台に上がった(当時シティフィル指揮研究員の)山上紘生氏が登場。マエストロから突然「代わりに本番振ってね」と言われた衝撃の顛末について話を聞く。

満員の聴衆の前で繰り広げられた当日の演奏は、突然の代役を任せられた若い指揮者を盛り立てようとするオーケストラと、それを温かい目で見守る聴衆に後押しされた、希有の体験だった。今聴き直しても不思議な感慨がよぎる。

2024年2月14日 (水)

交響曲第5番@読響プレミア

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2024年1月31日 (水)

交響曲第4番@大阪

20230822112817637 〈交響曲第4番〉を聴きに大阪へ。演奏は原田慶太楼指揮大阪交響楽団@ザ・シンフォニーホール。

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前半演奏された林光(高校の大先輩)の大河ドラマOP三作(国盗り物語/花神/山河燃ゆ)、コルンゴルド:ヴァイオリン協奏曲(vn:ステラ・チェン)と呼応して美しき抒情の世界が広がる一夜。第4番はもともとは「子供の世界を描いた小さな編成のPastoral Toy Symphony」だったのだが、コンサートのトリで堂々と演奏される日が来るとは。不思議な感慨に心震える。

というわけで、これにて2021年から始まったマエストロ原田による「吉松シンフォニーチクルス」完結。感謝。
2021/08/09:第2番@東京交響楽団
2022/09/25:第1番@東京交響楽団*
2023/03/11:第3番@東京交響楽団*
2023/04/22:第6番@日本フィル
2023/06/16:第3番@関西フィル
2023/09/27:第5番@読売交響楽団
2024/01/31:第4番@大阪交響楽団
*はCD化。

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2023年12月 3日 (日)

シューベルトの至福

231203tabe 久しぶりにコンサートへ出向く。

毎年恒例の田部京子さんによるシューベルト尽くしのピアノリサイタル。今回は、即興曲op.90-1とピアノソナタ第19番・第20番…という晩年の名品。

瑞々しさと幸福感を孕む豊かな響きが印象的で、ああ、これが「天国的な」長さか…としみじみ酔いしれる。コロナ禍を抜けて満員の聴衆が帰ってきたせいもあるのか、ピアノとホールの響き(&レスポンス)が心地良い。

このチクルスは20年ほど通っているので、彼女のシューベルトを聴くと「12月になったなあ」と感じる。コンサートのあといつも浜離宮ホールから銀座までぶらぶら歩いて帰るので、シューベルトの余韻とクリスマスのイルミネーションが頭の中でセットになっているのかも知れない。

2023年10月 4日 (水)

The 箏 KOTO

231004すみだトリフォニー(小)ホールへ〈The 箏 KOTO〉を聴きに行く。

中能島欣一・長沢勝俊・沢井忠夫といった現代邦楽の礎を造った名匠たちの作品から、松村禎三師が1970年の大阪万博のために書いた古典的佇まいの〈詩曲第1番〉(尺八と箏)、私が吉村七重さんの二十絃箏のために書いた現代的な旋法と変拍子による〈すばるの七ツ〉(1999)と、20世紀の箏の音楽を俯瞰するコンサート。

古典的な邦楽の時代は勿論「毛筆」によるアナログ世界だが、現代は「携帯やタブレット端末」を駆使したデジタル&AIの世界。その狭間にあたる戦後の60年間は…ペンで書いたり鉛筆で書いたりワープロで書いたりパソコンの打ち込みで書いたり…書式が定まらないまま模索と試作に明け暮れた時代。今回演奏された6作品は(もちろん私の作品も含めて)まさにそんな時代に産み落とされた玉石混淆さが20世紀風(笑。
私にとっては懐かしい時代ではあるのだが、これが後世どう体系づけ分類され回顧され残ってゆくのか…楽しみなような不安なような。

出演:吉村七重/福永千恵子/深海さとみ。客演:藤原道山/坂田梁山(尺八)、田村法子(二十絃)。

2023年8月27日 (日)

LEO箏リサイタル

230827 浜離宮朝日ホールにLEO箏リサイタルを聴きに行く。

彼は吉村七重サンから「弟子のひとりにヘンな子が居る」と昔から話に聞いていた人。邦楽の人は絶対的に持っていない若い世代特有のビート感(西洋的リズム感)とMaj7を美しく奏でられる音感(ピアノ的モード感)を持っている。

ただし、これは邦楽からすると本来NGな要素で、「音が平均律で音楽がすべて4拍子になってしまう」というのはもっとも邦楽らしくなく忌み嫌われる点。伝統的な家元に弟子入りでもしようものなら徹底的に叩き直され修正されただろうが、沢井一恵さんや吉村七重さんの元で(いいんじゃない、それはそれで…とでも言われたのだろうか)最大の弱点を最大の長所としてすくすくと育ったようだ。

結果、私や坂本龍一氏の影響を隠さないモード感の音楽から、若い世代の作曲家との共同作業で生み出すミニマルミュージックやエレクトリックなビートの音楽、そして遊び心に満ちた現代音楽風サウンドまで、「箏」という楽器に時代を生き抜く(そして生き延びる)強力な翼を付加させた功績は大きい。

今は「こんなことも出来る」という豊かな可能性を披露する段階だが、やがて生涯にわたって共同制作が出来る強力なバディ(相棒)を得たとき、大きな作品が開花する予感がする。

2023年7月 6日 (木)

お知らせ:クラシックTV 再放送

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昨年10月に放送された「クラシックTV」(NHK Eテレ)…クラシックとビートルズの回…が再放送されます。

・7月13日(木)09:00・7月17日再放送。

2023年7月 3日 (月)

お知らせ:交響曲第5番

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読響プレミアでの交響曲第5番上演が決まりました。

2023年6月25日 (日)

浜離宮のシューベルト

20230625 浜離宮ホールに田部京子ピアノリサイタルを聴きに行く。

2003年から続く同ホールでのリサイタル・シリーズはもう20年目。初回の時は演出の相談を受けて、演奏の前後にシューベルトの手紙を朗読したりしたことを思い出した。「アヴェ・マリア」の編曲も確かその頃のもの。

今回はベーゼンドルファでの「幻想ソナタ」が中心のプログラム。聴きなじんだスタインウェイの響きとは違って中低音が良く鳴る独特の響き。繊細なタッチは相変わらずなのだが引き出される響きが柔らかくて心地よさに包まれる。

・・・帰り久しぶりに銀座を歩き、人の多さに圧倒される。かつての「日常」が戻ってきた感慨と同時に、失われた日常(無くなってしまった馴染みの店)への悲哀も少し。

2023年6月16日 (金)

大阪の第3番

230616
関西フィル定期での交響曲第3番上演に立ち会う。

前半、ファジル・サイのヴァイオリン協奏曲〈ハーレムの千一夜〉(vn:服部百音)は不思議なアラビアンナイトの異空間に聴き手を誘い、後半は45分ノンストップの怒濤の東洋シンフォニックロックの世界。
ゲネプロで原田マエストロに「もう好きにやって!」と言ったところ本当に(文字通り)「好きにやって」くれて(笑)会場は熱狂の渦に。

異界で行われたお祭りのような一夜だった。

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