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コンサート、放送

2022年7月26日 (火)

大阪のウィーンと京都のアメリカ

2208110910この夏、関西でのちょっと変わった演奏会二つをご紹介。

ひとつは、8月11日の関西フィルのコンサートでのシューベルトのピアノ協奏曲。正式には…「シューベルトのピアノソナタ変ロ長調D.960(第21番)のピアノとオーケストラのための演奏用バージョン」。この1月に東京で初披露し、今回が再演&関西初演。

もうひとつは、9月10日の京都交響楽団による「光響楽」というコンサートでの〈アメリカRemix〉。こちらは「ドヴォルザークの弦楽四重奏曲第12番ヘ長調op.96「アメリカ」によるピアノとオーケストラのための演奏用バージョン」を、今回はピアノの代わりにエレキギター(G:マーティ・フリードマン)で演奏するというなかなか攻めた試み(g編曲:M.フリードマン)。ドヴォルザークも(私も!)想像しなかったプログレな世界が聴けそう(笑

2022年6月29日 (水)

エンター・ザ・ミュージック収録

藤岡幸夫氏がホストを務める「エンター・ザ・ミュージック」(BSテレ東)のゲストとして呼ばれて番組収録。(アシスタント:須黒清華アナウンサー)

今回は、今年2月に演奏されたチェロ協奏曲〈ケンタウルス・ユニット〉を中心に、作曲秘話や裏話などトークを交えて全3楽章を聴く30分。マエストロも今年でもう還暦のはずだが、相変わらず若々しく元気で色気全開。羨ましい。

放送は8月6日(土)の予定。
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2022年6月25日 (土)

お知らせ

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藤岡幸夫氏がクラシック音楽の楽しみ方をナビゲートするTHURSDAY CLASSIC SHOWにゲスト出演することになった。

50席ほどの小スペースで、CDやLPをかけながらクラシック音楽についてカジュアルに語り合うトークショウとのこと。

◆7月21日(木)BAROOM(南青山)19時から。詳細は→こちら

2022年6月18日 (土)

鳥と天使たちと交響曲第6番

Photo_20220618075301 新日本フィル定期演奏会での拙作〈鳥は静かに〉と〈交響曲第6番:鳥と天使たち〉の演奏に立ち会う。17日/18日の2回公演。生配信は→こちら

交響曲第6番は、ステージ中央にピアノ・ハープが陣取り、その左右に14型の弦楽器群が広がり、背後にも様々な楽器(Marimba, Vibraphoneほか多種の打楽器群に加えオカリナやオモチャの楽器などなど)が並ぶので、一管編成なのに結構な大編成にみえるのは怪我の功名。

木管・金管楽器の名技も素晴らしく、リズムの核となるピアノやハープの精妙さ、滅茶苦茶な変拍子にピッタリついて行く精緻かつ豊潤な弦楽器群、色彩的な響きを広げる打楽器群(そしてヒヨヒヨと不思議な歌を聴かせるオカリナ群)、それらを見事にコントロールする指揮のイシイ氏に…感謝。

楽想としては、60歳を迎えての過去の回想と人生への訣別(なので走馬灯のように過去の音楽が通り過ぎる)だったのだが…なんとも明るく能天気な訣別だなぁと(他人事のように)思う。

微笑みだけ残して、後には何も残さず消えてゆく…そんな音楽であり、人生でありたい(と思うのだが、無駄に歳を重ねているナと反省するばかり)。

2022年6月15日 (水)

リハーサル立ち会い

Img_4331リハーサルの立ち会いにすみだトリフォニーホールへ出向く。演奏はキンボー・イシイ指揮新日本フィル。

今回は〈鳥は静かに〉と〈交響曲第6番:鳥と天使たち〉という2曲。前者は弦楽オーケストラ、後者は室内オーケストラのために書いた作品だが、今回の6番は一管編成ながらフルサイズオーケストラでの演奏。どうなることか…とちょっと心配したが、違和感なくしれっとシンフォニーのような顔になっていてホッと胸をなで下ろす(笑

この曲、オカリナからトイピアノまで登場する文字通りの「オモチャの交響曲」で、響きや世界観自体は可愛いのだが、楽譜は鬼のような変拍子と技巧的パッセージの連続。演奏はかなり(というより滅茶苦茶)大変…ではあるのだが、見事なコントロールのもと精緻で豊潤な響きにまとめてゆく指揮者とオーケストラの手腕に感心する。

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本番は6月17日(金)・18日(土)14時@すみだトリフォニーホール。乞うご期待。

コンサート情報

2022年5月27日 (金)

鳥・天使・鳥

6月に新日本フィルで演奏される〈交響曲第6番/鳥と天使たち〉と〈鳥は静かに〉の曲目紹介動画を作成。

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https://youtu.be/MdWYZP-UqXY

2022年5月 3日 (火)

踊る・プレイアデス舞曲集

20220503-91739アメリカのアトランタバレエ団による「プレイアデス舞曲集」(振付:Claudia Schreier

もともと舞曲集Dancesと題しているのだが、実際に踊ってくれたのは初めて。なんだかとても嬉しい(笑

https://youtu.be/dAAWcY8Qn9k

2022年3月27日 (日)

松戸の森のKENJI

20220324-202644 舘野泉さんと草笛光子さんによる「音楽と物語の世界」を聴きに松戸森のホール21へ。

駅からホールに向かう「桜通り」の桜並木はほぼ満開で、二千人規模の大ホールには(年配の方々を中心に)ほぼ満員のお客。お二人のコンサートシリーズのチラシに書かれた……〈年を重ねる喜び、悲しみ、辛さ、死と隣り合わせと感じる孤独、しかし、そこにある潔さ、面白さ、暖かくて悲しくて素晴らしい今…〉という一文が心に染みる。

後半で演奏された語りと左手ピアノによるDUO版〈KENJI…宮澤賢治によせる〉は、日本各地の舞台でもう何度も演奏されている作品だが、お二人で時間をかけて熟成されてきた世界が心を打つ。生と死が・夜と星の間に煌めく・不思議な世界が広がる・・・

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2022年3月16日 (水)

マリンバ協奏曲〈バードリズミクス〉

 220316マリンバ協奏曲〈バードリズミクス〉を聴きに大阪へ。マリンバ:三村奈々恵、飯森典親指揮日本センチュリー交響楽団第255回定期演奏会@ザ・シンフォニーホール

 Covid-19で過去2回(20年5月・21年5月)のコンサートが延期になり、今回は3度目の正直のリベンジ公演。

 新型コロナウィルスという妖怪が街に屯し、21世紀の現実とは思えない戦乱が広がる不穏な世界。この暗雲を、鳥の翼をまとった大地の精霊の熱き舞が吹き払ってくれたらと祈るばかり。

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2022年2月19日 (土)

チェロ協奏曲〈ケンタウルス・ユニット〉

20210219チェロ協奏曲〈ケンタウルス・ユニット〉久しぶりの再演に立ち会う。チェロ:宮田大、藤岡幸夫指揮東京シティフィル@東京オペラシティ。

2003年…というからもう20年近く前の作品になるが、イギリスCHANDOSと作品集の録音をしているとき、BBCフィルのチェロのトップに居たピート(Peter Dixon氏)のために書いた曲。タイトルはチェロを弾く演奏者を半人半馬のケンタウルスに見立てた洒落。

サムライっぽい曲…という怪しげなリクエストの下、居合抜きの抜刀・流鏑馬の作法・歌舞伎の見得とかに始まって、平家琵琶や太棹三味線、エルガーやドヴォルザークのチェロ協奏曲、ブリティッシュロック・プログレッシヴロックに変拍子ジャズ・おもちゃ箱風ワルツ・民族音楽風パッセージ・前衛音楽風カオス、007風アクション映画から大河ドラマ・SF風アニメ風ファンタジーなどなど何もかもを「やりたい放題」に詰め込んだ錯乱の一品。

ちょっとでも照れたり「恥ずかしい」と思った瞬間すべてが瓦解してしまう世界を、宮田大氏のチェロは見事な集中力で一本にまとめてくれた。私自身、はっきり言って評価に困る「自由奔放すぎる末っ子」的な作品だが、少なくとも隅から隅まで楽しかったので、勘当するのはやめておこう(笑

Centa後半演奏されたヴォーン=ウィリアムス「田園交響曲」は、昔から個人的に大好きな作品ながら生で聴くのは初めてで感激。暗い光を発する本当に不思議で美しい世界が広がる。

9月には、同じく宮田大氏と原田慶太楼指揮東京交響楽団での再演もあるので、こちらも楽しみ。

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