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  • ブラボー!オーケストラ
    ・NHK-FM 毎週日曜日19:20~20:20放送。毎月第1-2日曜日(+α)東京枠解説担当。
    ・01月05日再/12日/19日
    ・02月02日/09日/16日
    ・03月01日/08日/29日
    ・04月05日/12日/19日

仕事&音楽

2020年3月24日 (火)

ブラボー!オーケストラ

OrchaFM「ブラボーオーケストラ」3月最終週放送分の収録にNHK608スタジオへ。

3月29日(日)は、今年度に放送したプログラムの中から個人的に印象的だった演目を選ぶ(毎年お馴染みの)〈吉松隆セレクション2019〉。今回は、音楽界にとって色々大変な時期ということもあり、オーケストラにエールを送るべく6つのオーケストラによる〈オーケストラ・セレクション(ブラボー!オーケストラ)〉としてみた。

曲目と紹介するオーケストラは・・・
・シュトラウス「ピチカートポルカ」@小林研一郎指揮 東京フィル
・ベートーヴェン「プロメテウスの創造物」から@高関健指揮 東京シティフィル
・ラフマニノフ「パガニーニの主題による変奏曲」から@S.ジョルジーニ/インバル指揮 東京都交響楽団
・マーラー「交響曲第4番」から@市原愛/川瀬賢太郎指揮 神奈川フィル
・ベルリオーズ「幻想交響曲」から@小泉和裕指揮 九州交響楽団
・ビゼー「アルルの女/ファランドール」@大友直人指揮 オーケストラの日祝祭管弦楽団

2020年3月17日 (火)

愛の挨拶と女人禁制クラブ

ElgerssFM「ブラボーオーケストラ」4月分の残り1本の収録にNHK403スタジオへ。

今回は4月19日(日)放送分で、東京フィル第3回渋谷の午後のコンサート(2019年12月2日@オーチャードホール)から、エルガー「愛の挨拶」、チャイコフスキー「ロココの主題による変奏曲」(vc:山崎伸子)ほか/指揮:円光寺雅彦。+東京フィル第79回休日の午後のコンサート(2019年2月3日)からチャイコフスキー「スラヴ行進曲」指揮:広上淳一。

「愛の挨拶」はエルガーが婚約者に贈ったというエピソードで知られる愛らしい小品。彼の愛妻家ぶりは…大英帝国の紳士たるものこうでなくては…の代表格だが、同世代のコナン・ドイル(シャーロック・ホームズの作者)と同様、この時代の英国紳士の女性観というのはちょっと独特だ。基本は騎士道精神なのでレディーを立てるのがジェントルマンであり、女性を悪く言ったり差別するのは紳士に悖る行為。お姫さま(女性)を救うために危険を厭わないのが騎士(紳士)という美学なのだが…ではフェミニストなのか?というとちょっと違う。

昔ロンドンに行ったとき、男性だけの会員制クラブというのに誘われたことがある。会則はシンプルで「女性は入会禁止&立入禁止(いわゆる女人禁制)」。奥さんだろうが母親や娘だろうが秘書やメイドだろうが(イヌだろうが)女性は中に入れない。今なら「女性差別だ」と騒がれそうだが、そこで男性たちが何をしているかというと、ただ黙って新聞を読んだりお茶を飲んだりしているだけ。要するに、奥さんのお喋りから離れて「一人静かに」お茶を飲みたいだけの場所なのだそうで、それを髭の紳士たちが真面目な顔をしてやっているのが果てしなく微笑ましい。そう言えば、ホームズ譚にも「ディオゲネス・クラブ」という似たようなクラブの話が出て来るが、何となく京都の「ぶぶ漬け」のように「英国紳士ならやりそうな」というだけのジョーク(ユーモア)のような気もしないでもない。ちなみに現代ではホテルや空港/駅などにも普通に会員専用のクラブラウンジがあるし、「男人禁制」の女性だけの会員制クラブというのもあるそうなので、さほど特別な場所という感じはしなくなってしまったが。

2020年3月 9日 (月)

ファウストと永遠にして女性的なるもの

Faust_20200307203801FM「ブラボー!オーケストラ」4月分2本の収録にNHK608スタジオへ。

4月5日(日)放送分は、リスト「ファウスト交響曲」から前半の第1楽章「ファウスト」、第2楽章「グレートヒェン」。
4月12日(日)放送分は、同曲第3楽章「メフィストフェレス/神秘の合唱」。およびビゼー「交響曲第1番ハ長調」。
演奏は、プレトニョフ指揮東京フィル、Tn独唱:イルカー・アルカユーリック、男声合唱:新国立劇場合唱団。2019年10月17日第128回オペラシティ定期より。

ゲーテの「ファウスト」を高校生の頃初めて読んだ時、悪魔と契約してまで「若さ」を得ようとするファウスト博士の気持ちがいまいちよく分からなかった。自分自身が文字通り「若かった」からだ。

しかし、50歳を過ぎると何となく実感として分かるようになり、さらに60歳を過ぎると切実な思いとして分かるようになった(笑)。今なら、もう一度若返って悪魔の助手付きで何でも好き勝手出来るというなら、魂の3つや4つ熨斗を付けて呉れてやってもいいと思う。

ただし、音楽はもういい(笑)。ファウスト譚のレベルで望みが叶うなら、身長100mほどの怪獣になって火を吐きながら東京を歩いてみたい…とか、100万馬力のロボットになって街を壊しながら空を飛んでみたい…とか、そのほかちょっと人には言えない(悪魔にしか言えない)ような壮大?な夢を叶えてみたい。

Mephistoちなみに、音楽も「望みを叶えてくれる」という点では悪魔のような処があるが、所詮、現実には出来ない「本当にやりたいこと」の代償行為でしかない。いや、確かに素晴らしいのだ。何しろうっかり一生を賭けてしまったほどなのだから。けれど「創造しているような気分」や「破壊しているような気分」になる幻術にすぎない。気が付くと何処にも実体はない。時は止まり、美しさは泡のように消え、そして魂は悪魔の懐の中なのだ。

それにしても…、もし倫理も理性も全て超越した「本当にやりたいこと」を本当にやっていいとしたら、それは何だろう?としみじみ考える。それをやってしまってもなお「永遠にして女性的なるもの」は魂を救済してくれるのだろうか。

2020年2月21日 (金)

20世紀の記憶/南欧の香り

SoutheuFM「ブラボー!オーケストラ」3月分2本の収録にNHK403スタジオへ。

3月1日(日)放送分はレスピーギ「リュートのための古風な舞曲とアリア:第3組曲」とロドリーゴ「アランフェス協奏曲」(g:大萩康司)。
3月8日(日)放送分は、ニーノ・ロータ「弦楽オーケストラのための協奏曲」とメンデルスゾーン「交響曲第4番〈イタリア〉」。演奏は、いずれも三ツ橋敬子指揮東京フィル(2020年2月1日@千葉県東金市の東金文化会館での番組公開収録より)

と、イタリアおよび南欧にちなんだ名品4つ。メンデルスゾーン以外は全て20世紀(レスピーギとロドリーゴは1930年代、ロータは1960年代)の作品だが、どの曲も無調のムの字もない(?)潔いまでの非現代音楽。

思えば、あの時代、無調音楽に汚染されなかった治外法権的な聖域?が社会主義国家ソヴィエト連邦以外にもあった。それが映画音楽界だ。無調がイヤな作曲家は(裏切り者/堕落/退嬰的/大衆迎合/金目当て…と罵声を浴びせられながらも)こぞって亡命?を果たし、メロディやハーモニーを思う存分鳴らし、生き残った?……という視点が正しいのかどうか良く分からないが…。

むかしNHKの番組のため来日したシュニトケと話す機会があり「ソヴィエト連邦と現代音楽の時代の狭間でどうやって生き延びたのですか?」と聞いたところ「映画音楽です。おかげで経済的に生き延びました」という切実かつ現実的な答えにちょっと驚いたことがある。確かに「人は音楽のみにて生くるものにあらず」。口に入るパンなくして何が芸術か…と言われればその通りなのだ。生きるというのはつくづく怖い営みである。むかしも、今も。いや、どんな時代でも。

2020年1月27日 (月)

微笑むベートーヴェン

BeethovensmileFM「ブラボー!オーケストラ」2月分残り1本の収録にNHK605スタジオへ。

今回は2月16日(日)放送分で、スメタナ歌劇「売られた花嫁」序曲とベートーヴェン交響曲第5番「運命」。円光寺雅彦指揮東京フィル(2019年12月2日第3回渋谷の午後のコンサートより)

ベートーヴェンというと…子供の頃に音楽室で見てトラウマになる怖い顔の肖像画の代表格だが、最近人気のAI表情エディタ「Face App」というのを使うと一瞬にして笑顔になる(笑 →

こういう顔の肖像画が残っていたら、クラシック音楽を「固い」と感じる印象も随分変わっただろうと思うが、「(AI技術で無理やり笑わせるなんて)冒涜だ!」と激怒する方も居そうだ。むかし「運命」のフィナーレで舞台裏からブラス別働隊やドラムスが登場してどんちゃん騒ぎになる演出をさるオーケストラに提言した処、団員やスタッフは面白がってくれたのだが、指揮者が「(楽聖の書いた楽譜を改竄するような演奏をするなんて)冒涜だ!」と主張してボツになってしまったことがある。ロボットに「運命」を指揮をさせるコンサートをやった時も、会社のトップが「(神聖なる指揮を機械にやらせるなんて)冒涜だ!」と激怒して開発セクションが吹っ飛んでしまった。そこは面白がって笑って欲しい、と思ったのだが、冒涜マンの怒りの前では風前の灯火だった(笑

そう言えば(ウンベルト・エーコの「薔薇の名前」(中世を舞台にしたミステリー小説)でも描かれていたが)、キリスト教(特にカトリック系)の世界では聖書にキリストが笑う描写が無いことから「笑い」は忌むべきことだと主張する人が居る。その延長線上なのか芸術界でも、普段は結構冗談を言って笑う人なのに写真を撮られるときだけ真面目くさった顔でポーズを取る人が少なくない。個人的には、「面白いこと」「笑えること」を否定するロジックが存在する…というのは、逆に面白いし笑える(?)と言えなくもないが、ベートーヴェンだって(肖像画を描かれているとき以外は)笑っていただろうし、ロックやロボットと共演する自分の曲をきっと楽しんでくれたはず(だと思うのだがどうだろうか)。

2020年1月20日 (月)

四季と千夜一夜

VivaldikorsakovFM「ブラボー!オーケストラ」2月分2本の収録にNHK502スタジオへ。

・2月2日(日)放送分は、ヴィヴァルディの「四季」(独奏vn:木嶋真優さん)。バッティストーニ指揮東京フィル(2019年9月13日第925回サントリー定期より)
・2月9日(日)放送分は、R=コルサコフの交響組曲「シェエラザード」。大友直人指揮東京フィル(2019年5月18日第68回響の森クラシックシリーズより)

2019年12月 1日 (日)

良いお年を…

Tachikoshostako FM「ブラボー!オーケストラ」1月分2本の収録にNHK608スタジオへ。

今回は、インバル指揮東京都交響楽団の第384回プロムナードコンサート「五大陸めぐり〜ロシア・グレイテスト・ヒッツ」(2019年11月23日@サントリーホール)を2回に分けて放送する分の収録。

1月12日(日)は、ショスタコーヴィチ「祝典序曲」、ラフマニノフ「パガニーニの主題による狂詩曲」(p:サスキア・ジョルジーニ)、+CDでショスタコーヴィチ交響曲第5番から第4楽章。
1月19日(日)は、チャイコフスキー「ロメオとジュリエット」「1812年」、+同じくCDでショスタコーヴィチ交響曲第15番から第4楽章。いずれも演奏はインバル指揮東京都交響楽団。

最後の〆は、ショスタコーヴィチ最後の第15番の最後の楽章。激動の二十世紀を生き残り、15の交響曲を残した彼の最後のフィナーレは、ベートーヴェンのような壮大な合唱付きでも、チャイコフスキーやマーラーのような感動的なアダージョでもなく、さりげなくオモチャ箱の蓋をパタンと閉じるような…不思議な終わり方。ここまでのソヴィエト連邦の歴史と彼の人生を思うと、手を合わせたくなるような敬虔な気分になる。

収録後、大晦日放送のFM特番用のコメントを録音。FM50周年記念と言うことで、FM番組のパーソナリティが自分の番組の紹介をする(いわゆる番宣的な)ひとこと。「お薦めの一曲」付き。

…と、これにて本年度の収録はすべて終わり、今年初の「良いお年を!」を聞くことに・・・

2019年11月19日 (火)

想像と創造の狭間で

Tatenorautioフィンランドで出版する舘野泉さんの本の取材で来日したサリ・ラウティオさん(チェロのエリッキ・ラウティオさんの奥さま)に、舘野さんとの出会いや左手のピアノ曲を書き始めたいきさつなどについてお話をする。

舘野さんのピアノを最初に聴いたのは47年前。フィンランドで勉強して帰国した新人ピアニストがいるということで興味津々で帰国リサイタルを聴きに行った。当時の舘野さんは超イケメンで(笑)アッと言う間にファンクラブが出来たほどだが……あれから半世紀。左手のピアニストとしてここまで新しい世界を開拓し、作曲家としてこういうお付き合いをすることになるとは…当時は想像もしなかった。

話は、宮澤賢治とシベリウスそしてフィンランドの関わり(初代フィンランド公使ラムステット博士は東京で賢治と会って話をしていて、銀河鉄道の中に出て来るブルカニロ博士は彼がモデルなのでは?・と個人的に思っている…などなど)や、若い頃フィンランドに行きシベリウスの別荘アイノラでピアノを弾かせてもらった思い出など、こちらも色々な記憶を呼び覚まされ、2時間ほどがアッと言う間だった。

          *

Keisansho そのあと、霞ヶ関の経済産業省「創造性研究会」へ。色々なジャンル(ノーベル賞受賞者からアニメの監督・音楽・美術界・スポーツ界まで広範囲)で創造活動を行っている人を招いて、どういう活動や性格や行為が「創造」に繋がるかサンプルを集め研究する会へ作曲家としてゲスト出演。

聞き手の方々は経営管理とか総合文化というようなジャンルを専門とされているので、どうやって作品を創るか…という話をするのに、才能とか感動とか芸術とかではなく、プロセスとかイノベーションとかランダムアクセスというような視点で説明して行くわけで、これは根が理系の私にとって個人的に非常に楽しく面白い経験だった。

会をコーディネートする経済産業政策局の新原浩朗氏は、最近菊池桃子さんと結婚して有名になった敏腕局長。私の還暦コンサートにも来て下さっていたそうで、作品や著作など隅から隅まで研究済みというファン気質の方。

今後も、発明家や建築家など様々なジャンルの人を呼んで会を続けるそうだが、成果を即レポートにして報告する「仕事」としての会議ではなく、和気藹々と話す中で「創造」へのヒントを貰う「同好会」のような性格なのだそう。こちらも、ちょっと違った視点からの対話が堪能できて2時間ほどがアッと言う間だった(笑
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2019年11月16日 (土)

左手のピアニストのための公開オーディション

Leftpiano2019昨年に続き、金沢の石川県立音楽堂で開かれた〈左手のピアニストのための公開オーディション〉に審査員の一人として参加した。

今回の審査員は、舘野泉さん、新実徳英さん(作曲)そして私の3人。順位を付けるコンクールではなく…毎年春に開かれる金沢の音楽祭に参加して下さる演奏者のオーディション…という性格から、昨年の入賞者/参加者も登場し、なんとなく同窓会?のような雰囲気も(笑

音楽祭でラヴェルの協奏曲を弾く最優秀賞は児嶋顕一郎氏、タピオラ賞(課題曲のタピオラ幻景をもっともステキに弾いた賞)に瀬川泰代さん、アイノラ賞(同じくアイノラ抒情曲集…)に黒崎菜保子さん。今回初登場の(舘野泉さんも私も「初めて見た!」と驚いた)「右手の」ピアニスト樋上眞生氏も含め、参加者全員が合格水準以上の演奏ということで優秀賞が授与され、来年5月の金沢音楽祭に出演して貰うことになった。

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2019年11月15日 (金)

展覧会の絵の運命

Verdimussorgsky_20191114133301FM「ブラボー!オーケストラ」12月分2本の収録にNHK405スタジオへ。

今回は「東京フィル第69回響きの森クラシックシリーズ(9月14日@文京シビックホール)」での曲目を2回に分けて放送。12月8日(日)は、清水和音さんのピアノで、ショパン:ピアノ協奏曲第1番/ラフマニノフ「ヴォカリーズ」。12月15日(日)は、ヴェルディ「運命の力」序曲とムソルグスキー組曲「展覧会の絵」ほか。いずれも演奏は、バッティストーニ指揮東京フィル。

前半はピアノとオーケストラによる名作(ショパン)、後半はピアノ曲をオーケストラ編曲した名作(ムソルグスキー)というプログラム。なぜここに「運命の力」なのだろう?と思って調べてみると、このオペラ、ロシアの歌劇場からの依頼で書いたもので初演はペテルブルク。当然ヴェルディもロシアに出向いたわけで、当時ペテルブルクで音楽の勉強をしていたデビュー前の23歳のムソルグスキーとの接点があることになる。なるほど。

ちなみに、このムソルグスキーの書いた「展覧会の絵」というのは(多くの音楽家がアレンジに挑戦しているように)とんでもなく不思議な魅力に満ちた曲なのだが、ムソルグスキー自身は、親友ハルトマンの遺作展を見て強烈なインスピレーションに駆られ数週間で書き上げたものの、そのまま演奏もせず出版もせず死んでしまった…と聞くと何とも怖ろしい脱力感に襲われる。死後40年以上たってロシア系指揮者クーセヴィツキーが「この曲をラヴェルに管弦楽編曲して貰ったらどうだろう」と思い付いたことで、このクラシック音楽屈指の人気曲が世に出たわけだが、それがなかったらどうなっていたのだろう?(EL&Pも冨田勲も運命が変わってしまっただろうし)。考えるだに怖ろしい。

クラシック音楽界にはこういう怖い話があちこちにあって、むかし「作曲なんて、無人島で手紙を書いてビンに詰めて海に流すようなもの」と自虐的に書いたことがあるが、40年漂流した後で巨大客船に拾われたのは奇跡的な幸運。しかし、…拾われたと思ったらタイタニック号だった…というような…想像しただけで鬱病になりそうな話も、おそらく沢山(かどうかは分からないが)あるような気がする。

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