数ヶ月ぶりにテレビを付けて母校:慶應義塾高校(1971年卒業)の甲子園決勝を見る。まだ「普通部」と呼ばれていた頃から107年(1916年/大正5年!)ぶりの高校野球全国大会優勝というから、もはや天変地異のレベルである(笑)
私もそもそも「作曲を極めようと思って」慶應に入った変人の仲間なので人の事は言えないが、プロ野球が一般的になる前(1903年/明治36年。慶早戦)から野球をたしなみ、クラシック音楽が日本に定着する前(1901年/明治34年。ワグネルソサイエティ)からオーケストラや合唱をやっていたりと、慶應は日本のアマチュア文化の総本山。「遊びをせんとや生まれけむ」を地で行く「本気の道楽」こそが校風(のような気がする)。ひとまず「おめでとう」。次の優勝は22世紀だ!
外山雄三さんの〈ヴァイオリン協奏曲〉(1964)のこのページは、冨田勲さんの〈新日本紀行のテーマ〉(1963)と並んで、和の景色が壮大に広がるオーケストレイションの「聖典」。
全楽器(弦/木管)のユニゾンに高音のホルンが対旋律でからみ、パーカッション(和太鼓風のティンパニと木鉦)が合いの手を入れる。何か「なんとか効果」のような名前をつけたくなる絶妙の響き。