フォト

Home page

お知らせ

  • 音楽館
    作品視聴…映像付き
  • 楽譜出版《ASKS.orchestra》交響曲,協奏曲,室内楽などのスコアを電子版(PDF)で販売中。海外向け→**
    出版作品一覧→***NEW
  • 《図解クラシック音楽大事典》(学研)イラストとまんがでオーケストラや楽典から音楽史までを紹介する掟破りの入門書。旧〈音楽大事典〉の超大幅改訂復刻版。
    作曲は鳥のごとく》(春秋社)自らの作曲家生活を綴った独学の音楽史@2013年3月刊
    《調性で読み解くクラシック》(ヤマハ)調性および音楽の謎を楽理・楽器・科学・歴史から読み解く文庫版入門書。

リンク

#日記&雑感

2022年1月16日 (日)

富士山の見える夕焼け

Img_3001

 

2022年1月13日 (木)

東京らしからぬ東京の空

Kinuta

2022年1月 8日 (土)

合掌

220106_20220109215501

2022年1月 1日 (土)

2022年元旦

 2022a_20211231121501

2021年12月 1日 (水)

師走の紅葉

Img_2659_20211201083301

2021年9月22日 (水)

秋祭り

Img_2313 今年も(昨年に続いて)御神輿・露店のない寂しい秋祭り。

来年は普通の世界に戻っているのだろうか。とは言っても、もう「普通」が何なのか思い出せないのだけれど…

2021年8月30日 (月)

迷人伝…考

Photo_20210829202601 最近ほとんど音楽を聞かなくなった。

14歳で音楽に目覚めて以来、クラシックだろうが現代音楽だろうがポップスだろうが民族音楽だろうが、とにかく「聴いたことがない音楽」がこの世にあることが我慢できなくて何でもかんでも片っ端から聴きまくって50年。

そんな「音楽への飢餓感」も還暦を過ぎた頃から徐々に希薄になり、最近ではほとんどゼロになった。とは言っても、情熱が消えたというより、今まで暴走していたのがノーマルな状態になったという感じ。「我に返った(夢から醒めた)」と言うのが近いだろうか(笑

中島敦の「名人伝」で、弓の名人が弓を極めすぎて弓を手に取らなくなり、最後は弓が何であるかすら忘れてしまう…という冗談のような深遠なような話が昔から大好きなのだが、最近は自分で書いた交響曲のスコアを見て「これ、何?」と言いそうになるのが怖い(笑。

2021年8月19日 (木)

新宿の鴨

Tokyo210818
新宿の高層ホテルで束の間ひと休み。天気がいいと遠くの山並みまで望めて東京らしからぬ清々しい景色が広がる。

Photo_20210820090201しかし、夜、和食の店に行くもお客はほぼゼロ。一人カウンターで炙り鴨などつついていても、緊急事態宣言下の酒類提供制限でお酒がないので間が持たない。メニューにはノンアルコールビール・ノンアルコールワイン・ノンアルコールハイボール・ノンアルコールカクテルなどが並んでお店の苦労が忍ばれるが、ノンアルコール日本酒はない。銘柄としては月桂冠と零の雫という2種類が存在するそうなのだがメニューにはなく、お店の人は「お米のとぎ汁でもお出ししますか?」と苦笑い。

ありがたいことに来年のコンサートの話などもぼちぼち聞こえてくるのだが、来年「通常モード」に戻っている保証は全くなく、まさに「鬼が笑う」感じがぬぐえない。なにしろ、生まれたときからコロナ禍の子が早2歳になっていて、彼らにとってこの世界はマスクなしでは肺が腐る「腐海」の感覚なのだとか。もしかしたら一生マスクが普通の人生になるのかも知れない…などとは思いたくないが、完全に否定できないのが怖い。

私のような老世代にとっても「人生の最後がこれか」とため息をつくしかない災難だが、「死ぬまでにもう一度、マスクなしで外を歩き(酒を飲み)人と自由に話し音楽を聞き旅をしてみたい」という思いは切実だ。しかし、皿の上の鴨に「明けない夜はない(かも)?」と語りかけても、お酒なしのしらふでは返事もない(笑。

2021年8月 9日 (月)

フェスタサマーミューザ KAWASAKI

2928
フェスタサマーミューザKAWASAKI2021@最終日での交響曲第2番〈地球にて〉の演奏に立ち会う。演奏は、原田慶太楼指揮東京交響楽団。

交響曲を書いて、生きている間に演奏され、CD録音もされ、さらに歳を重ねて若い世代の演奏家達によって演奏されるのを聴くことが出来る…というのは作曲家にとって究極の夢。多くの先達たちが夢を果たせず無念の念を抱いたまま亡くなった死屍累々の世界であり、私も正直言って1㍉も期待どころか空想すらしていなかったのだが…夢はごくごくたまに神の気まぐれで叶えられる・こともあるらしい(笑。

ちょうど30年前(1991年)の作品になるが…当時の世界は、ソヴィエト連邦が解体し東西ベルリンを隔てる壁が消滅し湾岸戦争が始まりアパルトヘイトの撤廃が叫ばれ日本は昭和から平成の世になった頃。現代音楽が調性を取り戻し始め、コンピュータやネットが世界を変え始める前夜である。古い秩序が崩壊し新しい世界に変貌を遂げるために多くの人たちが命を落としたが、その鎮魂の歌は哀しみ嘆くだけではなく、新しい世界を称える頌歌でありたい。…そう願った夢を30年ぶりに思い出した。

若きマエストロと東京交響楽団が紡ぎ出す熱気溢れる熱い音楽と4つの鎮魂の夢。そして聴衆からの温かい拍手の嵐。ひたすら天に感謝。そして、地にも人にも…。
Kawasaki21a

2021年7月23日 (金)

地球(テラ)にて

Img_2041オリンピック開会式最後の聖火点火シーンで、私の〈交響曲第2番・地球(テラ)にて〉が使われていた。

1991年に書かれCDも2種類ほど出ている曲なので、テレビ番組や映画のBGMで楽曲が使われる「選曲」と同じ扱いだが、もちろんひと月ほど前に「開会式で使いたい」という許可の申請があり、事務所を通じて了承している。ちなみに生演奏ではなくCD音源(カメラータトウキョウの私の作品集@外山雄三指揮東京フィル)である。

この曲、〈地球(テラ)にて〉という副題が五大陸を繋げるオリンピックっぽいと言えば言えるが、基本は鎮魂曲で、4つの楽章それぞれが・東(中近東~アジア)・北(北方文化圏)・西(西欧キリスト教文化圏)・南(アフリカ)という4つの地域の音の素材によるレクイエムになっている。

冒頭の第1楽章は湾岸戦争の時に書かれた暗く錯綜した鎮魂曲で始まるが、最後のフィナーレは湿っぽくならず明るく賑やかに死者を天国に送る…というアフリカ風の葬送歌。延々と繰り返されるマリンバの音型(ボレロ風)は、死者の名前を延々と読み上げてゆく追悼の儀式のイメージで、南アフリカのアパルトヘイトを描いた映画「遠い夜明け(Cry Freedom)」(1987)にインスパイアされている。そのため当初はゴスペル合唱隊を登場させようかと考えていたほどだが(もちろん予算の関係で即却下された)、何度か弔いの鐘が鳴り渡ったあと、最後は全てを肯定する「アーメン」で終わる。

そのあたりを含んだ上で「今回のオリンピックに相応しい」と思って選んでくれたのなら嬉しい(というより怖い)が、さてどうなのだろう。

ちなみに、これは全く偶然ながら、オリンピック閉会の翌8月9日(月)川崎での「フェスタサマーミューザ」最終コンサートでこの曲の全4楽章版が原田慶太楼指揮東京交響楽団により演奏される。生で演奏されるのは十数年ぶりくらいだが、オリンピックのオープニングと音楽フェスティバルのフィナーレで時を経ずして鳴り渡るという不思議な邂逅はちょっと感慨深い。

より以前の記事一覧