フォト

Home page

お知らせ

  • 音楽館
    作品視聴…映像付き
  • 楽譜出版《ASKS.orchestra》交響曲,協奏曲,室内楽などのスコアを電子版(PDF)で販売中。海外向け→**
    出版作品一覧→***NEW
  • 《図解クラシック音楽大事典》(学研)イラストとまんがでオーケストラや楽典から音楽史までを紹介する掟破りの入門書。旧〈音楽大事典〉の超大幅改訂復刻版。
    作曲は鳥のごとく》(春秋社)自らの作曲家生活を綴った独学の音楽史@2013年3月刊
    《調性で読み解くクラシック》(ヤマハ)調性および音楽の謎を楽理・楽器・科学・歴史から読み解く文庫版入門書。
  • ブラボー!オーケストラ
    ・NHK-FM 毎週日曜日19:20~20:20放送。毎月第1-2日曜日(+α)東京枠解説担当。
    ・10月01日/08日/15日/29日
    ・11月05日

2017年11月18日 (土)

音楽とねこ@音楽の友12月号

Ontomocat音楽の友12月号「音楽とねこ」に取材記事掲載。ねこ好きの音楽家に(親バカならぬ)「ねこバカ」話を聞くというシリーズ(笑。

同じくねこ好きの須川展也夫妻のところから回ってきた話のようで、美奈子サン山口多嘉子サンの「パドゥシャ」コンビに曲を書いたときなど、3時間の打合せのうち2時間45分がネコの話になったほど。

ただし私自身は「ねこ好き」というわけではなく、ここ50年近くなぜかずっとねこと同居し続けているだけ…(それを「ねこ好き」というのだと言われればそれまでだが)。

Sense_2 というわけで、最近はすっかり音楽界から足を洗い、縁側でねこと日向ぼっこする日々。

2017年11月13日 (月)

回想のピアノ三重奏曲

Triosample押し入れの奥に堆積している古い楽譜やテープを整理しているうち、高校3年(17歳)の時に書いた〈ピアノ三重奏曲〉の楽譜を掘り当てた。

1970年秋に高校の学園祭で学友たちによって初演された全4楽章20分ほどの曲。ピアノ独奏の短いPrelude、3つの楽器がゆっくり絡んで行くFuga、変拍子炸裂のScherzo、全曲の半分以上を占めるPassacagliaからなる。

50年近く昔のもので紙が変色しかけていたので、現在Finaleに入力中。当時、ショスタコーヴィチのピアノ五重奏曲や弦楽四重奏曲に心酔していたので、書式はショスタコーヴィチ風、ハーモニーはドビュッシー・ラヴェル風といったところか。現代音楽的な書法は使わず、音楽はロマンチックというよりセンチメンタルに寄っている。

…というのも、元々この曲はとある女性に聞いてもらいたくて書いた「初恋の曲」。そして結局その夢は叶わず(聞いて貰えずに)終わった「挫折の曲」でもあるからだ。(私の挫折多き人生はこの曲から始まったのだなぁ…と思うと感慨深いものがあるけれど)

要するに、高校の時に書いたラブレターが出て来たみたいなもので、嬉しさ半分恥ずかしさ半分で聴き直してみると、まぁ、切ない&可愛い事この上ない。私の作風のベタにロマンチックでセンチメンタルな部分はこの曲が発祥なのだと思い知った(笑。ただし、十代のガラスの心が書かせたもので、大人になったらこんな音楽は絶対書けないし書かない(…などと言いながら、結構書いてきたような気もするが)

当然、楽譜は燃してしまうつもり。…聞かせたかった相手に聞かせられなかった曲だから、もはや誰にも聞かせるつもりはない。…と言いながら、しっかりFinale入力しているあたりに未練がましい男心が見え隠れしている(笑。

2017年10月31日 (火)

Halloween?

Halloween2

2017年10月16日 (月)

ネコ派取材

Sensexなぜかネコ派音楽家という枠で取材を受ける。

今は実家に一匹だけだが、50年前ノラネコ2匹が紛れ込んで来て以来、うちで生まれ死んでいったネコたちは延べ数十匹。

今いる黒猫も、暗くなると実家の前で闇に紛れて私の帰りを待っているから、まあ、「ネコ派」だろう。

還暦過ぎたらネコを膝に載せて縁側で日向ぼっこする老後が夢だったが、……肝心の「縁側」が無いのだった。

2017年10月15日 (日)

遺跡の発掘@音楽編

Cfds401
仕事場の押し入れを片付けていて、大量のカセットテープが詰め込まれた段ボール箱を発掘した。

中にあったのは、(とっくに捨てたと思っていた)古い自作のテープ数十本。カセットデッキはとうに処分してしまっていたので、急遽、新しくラジカセを買って半世紀近く前の音源を聴いてみた。

Oldcds 高校3年の時に学園祭で初演した〈ピアノ三重奏曲〉(1970)。シンセサイザー(MiniMoog)の多重録音で作った怪しげなテープ音楽作品群(1971〜74頃)。音楽コンクールで初めて入選して演奏された三重奏曲〈歪んだ真珠の牧歌〉(1975)。尺八と琵琶の入ったアコースティック邦楽プログレバンド《Beyond》のライヴ音源(1977)。

そして、ニューヨークで上演したロック・ミュージカル〈SHIRO〉(1981)。NHKFMラジオ劇場で放送したドラマの音楽6本(1979〜1985)。NHK電子音楽スタジオで〈マーマレード回路〉を制作した際の素材テープ(1983)。千葉博覧会で上演した幻のダンス・ミュージカル〈地球MyMother〉(1990)。モンゴル民謡や馬頭琴の音楽にリズムセクションを付けたエスノ・リミックスのサンプル(1990頃)などなど。

稚拙なモノもあるが、なかなかの出来のモノもあり、ジャンルも色々と多彩(というより雑多)。クラシック系現代音楽に固執することなく手広くやっていたら、まともな音楽家としてちゃんと世に出て真っ当な生涯を送れただろうに…。惜しい人を無くしたものである。

2017年9月13日 (水)

古い映画のパンフレット

Movp_2押し入れを整理していたら、60〜70年代頃の古い映画のパンフレットが100冊近くごっそり出て来た。

一番古いのは、 小学生の時、叔母に連れられて見に行った 「キングコング対ゴジラ」(1962)。何作かある 「007」シリーズは、さすがに中学になってから再映を見たのだろう。「サウンドオブミュージック」や「ベンハー」などの名画は学校の映画鑑賞会。「猿の惑星」から「ターミネーター」(1984)あたりまで、怪獣モノやB級SF・ホラー映画が多い。

こういう代物がお宝なのか紙くず同然なのかよく分からないが、さすがに古新聞と一緒に資源ゴミに出すのは気が引けるので、同じ棚から出て来た古い美術本や海外のSFイラスト本などと一緒に(そういう趣味の)古本屋さんを探して引き取ってもらうことにする。

2017年9月 9日 (土)

美の軌跡展

Gallery21b
母(道子)の作品2点が展示されている「美の軌跡展」を見に行く。

お台場のグランドニッコー東京内のGallery21で9/8から9/13まで開催中。

2017年8月22日 (火)

真夏の竜宮城

Hotels

このところ疲れがあんまり酷いので、緊急避難?的に一泊だけ(安眠できるベッドを目当てに)都内のホテルに泊まることにした。

Frontc夕方チェックインしてホテル内の和食のお店でお酒を一杯飲み(ほぼ一年ぶりに)ゆっくり出来たのはいいが……あまりの気持ちよさにソファで熟睡。

気が付くと朝になっていて、あっという間にチェックアウト。鯛もヒラメも乙姫も居らず、玉手箱を開けて気付いたら白髪になっていただけの竜宮城滞在。結局そのまま疲れた足を引きずってふたたび現実に帰還する。

辞世の句で人生を「一酔の夢」と詠んだのは上杉謙信だったか。人の一生というのも所詮そんなものなのだろう。サテもうそろそろチェックアウトしたいのだがフロントはどこだろう?

2017年8月15日 (火)

蟪蛄春秋を知らず

Cloudy

蟪蛄(けいこ)春秋を知らず

夏に生まれて夏に死ぬセミは、夏以外の状態(…春や秋)の存在を知らない。それは「夏とは何か」ということも知りえない、ということである。という荘子の言葉。

これをひねくれて解釈すれば、音楽に明け暮れ音楽に死ぬものは、逆に「音楽とは何なのか」ということを知りえない、という怖ろしい洞察に繋がる。

Sky23_2

むかし、独学で自己流の音楽を始めた時「井の中の蛙大海を知らず…だよ」と再三忠告された。狭いところに閉じこもっているだけでは、広い世界は見えないよ、と。

でも、井戸の中を隅から隅まで精査すれば、そこには海以上に広大な宇宙が広がっていることを知るだろうし、7日の命でも70年の命でも「一生懸命鳴いた夏」の尊さは変わらない。

それが大きいか小さいか、短いか長いかは、「知りえない」のではなく「知る必要が無い」ということなのだろう。今は、そう思う。

蛙には蛙の井戸がある。そして、セミにはセミの夏がある。

2017年7月28日 (金)

暑中見舞

Waterk

より以前の記事一覧