フォト

Home page

お知らせ

  • 音楽館
    作品視聴…映像付き
  • 楽譜出版《ASKS.orchestra》交響曲,協奏曲,室内楽などのスコアを電子版(PDF)で販売中。海外向け→**
    出版作品一覧→***NEW
  • 《図解クラシック音楽大事典》(学研)イラストとまんがでオーケストラや楽典から音楽史までを紹介する掟破りの入門書。旧〈音楽大事典〉の超大幅改訂復刻版。
    作曲は鳥のごとく》(春秋社)自らの作曲家生活を綴った独学の音楽史@2013年3月刊
    《調性で読み解くクラシック》(ヤマハ)調性および音楽の謎を楽理・楽器・科学・歴史から読み解く文庫版入門書。
  • ブラボー!オーケストラ
    ・NHK-FM 毎週日曜日19:20~20:20放送。毎月第1-2日曜日(+α)東京枠解説担当。
    ・01月06日/13日
    ・02月03日/10日
    ・03月10日/17日/24日
    ・04月07日/14日/21日
    ・05月12日/19日
    ・06月02日/09日/16日

2019年5月15日 (水)

顔認識システムの世界

Facere 人の顔を覚えるのが苦手な質(たち)なので、昨今の顔認識システムの進化と普及にはしみじみ感心してしまう。

生体認証は(昔からお馴染みの)「指紋」で決まりかと思っていたら、いつのまにか虹彩や声紋など非接触型の方向で技術は進み、気が付くと「当人は何もせずカメラが勝手に人相を照合して本人確認をする」ことが可能になってしまった。しかも単に顔の輪郭や目鼻の位置という2D情報だけでなく、顔の凹凸から表情の変化まで含めた3D情報での認識なので、変装も顔マネ?も通用せず、本人を確定する精度は99.2%ほどなのだそうだ。これでカードも印鑑もサインもパスワードもお金も必要なくなり、買い物も食事も「顔パス」で「ツケといて」が普通になるのだろうか。

さらに、駅や店や銀行や交通機関など全ての場所にこの顔認識システムが導入されれば(中国などはほぼ実現しているそうだが)、世の中に不審者はいなくなり、身元を隠して行われる犯罪はほぼ不可能になる。個人的にもiPhoneなどに標準装備されて、道で人にバッタリ会って誰だか分からないとき「XXさんです、△△出版の」などと教えてくれると至極便利なような気がする。

…が、そうすると今度は、道ですれ違う女のコの名前と電話番号を片っ端からコレクションする輩が出て来そうだから、これは技術的に可能でも現実的/倫理的にはNGだろうか。いや、同時に女性側にも相手のデータが伝わり一方的なプライバシー侵害は出来ない(いわば双方向の情報交換になる)のでOKのような気もしないでもない。確かに、権力者やハッカーだけが一方的に知らない間に個人情報を握る…という(典型的なディストピアノのような)ビジョンは怖いが、全市民がお互い全市民の情報を共有する…というのはどうなのだろう。個人の意識や常識が付いていけるかどうか分からないが、新しい世界のスタイルとして有り得なくもないような気がする。

テクノロジー/セキュリティ/プライバシーが、リズム/メロディ/ハーモニーのように調和する未来。さて、人間はそんな世界を手にすることが出来るのだろうか。

2019年3月23日 (土)

Finale ver.26

Finale26楽譜ソフトFinaleが新しい版(ver.26)にバージョンアップした。

2016年秋のver.25から64ビット対応になり、25.3、25.5とマイナーチェンジをして来ての新バージョン。ざっと使った限りではさほど大きな変化はなく、発想記号(p, f など)のライブラリが微妙に新しくなったのと、レイアウトの微調整が幾つか自動になっているくらいか。ただ、ソフトとしての精度は高くなり、プレイバックなどの反応が早くなったような気がする。

もう十数年、日々当たり前のように使っているが、こんな(音符を書くと同時に音が確認でき、スコアを内蔵音源で鳴らしてみることが出来るうえ、印刷までできる)モノが20代の頃にあったら……音楽も人生も変わって居ただろう。考えてみれば怖ろしい話だ。

2019年2月 2日 (土)

Echo Spot

Echospot_2カードのポイントが溜まっていたので、前から気になっていたEcho Spotというのを買ってみた。

2.5インチの小さな丸いスクリーンが付いたスマートスピーカー。直径10センチほどの球形で、小さくて軽い。デスクに載っていたら可愛いかも知れない…というだけの理由で手に入れたのだが、時計や天気予報やニュースなどのほか、WiFiに繋げてAmazonのショッピングや音楽/ビデオ再生、家電のIoT化…などなど色々なことが出来そうな(…出来なそうな)。

基本は音声での入力なので(iPhoneに「ハイ!Siri」と言うのと同じく)いちいち「アレクサ!XXして」と言わなければならない(ウェイクワードというらしい)のがちょっと恥ずかしい。また命令や指示にもコツがあるようで、最初は「XXの音楽をかけて」とか「XXに連絡して」というように言ってくださいと注文される。ここで「機械に指示されるのか」などとカチンと来る人はお付き合いはやめた方がいいだろう。

面白いのは、ニュースや音楽の再生など「彼」がやっていることを止めたいとき。「止めて!」「やめろ!」だと停止はするがフリーズしてしまう感じになる。そういう時は「アレクサ、ありがとう」と言うと「お役に立ててよかったです」とか「またいつでもどうぞ」などとにこやかに(?)言ってデフォルトの状態に戻る。なるほど、人間も同じだな、と妙に納得してしまった。

2018年12月 1日 (土)

iPad Pro 2018

Ipadpro11aうっかり新しいiPad Proを買ってしまう。

初代iPad(第1世代/2010)から数えると8台目。(むかし「どうして女性はハンドバッグや靴を幾つも買うのだろう?一つあれば足りるのに」と不思議だったが、「その言葉そっくりApple Pencil付けてお返しします」と言われそうだ)

今や、書籍,コミックス,新聞,雑誌,楽譜などはほとんどこれで読むので、メガネと同じレベルの生活必需品。初代(680g/厚さ13.4㍉)から比べるとずいぶん軽く薄くなった(11インチで468g/厚さ5.9㍉)が、8年たっていることを思うと、もっと軽くなっていいような気がしないでもない。

2018年11月13日 (火)

ドヴォルザーク:ピアノ協奏曲〈アメリカ〉

〈タルカス〉と同じ日に初演した〈アメリカ ReMIX〉…ドヴォルザークの弦楽四重奏曲「アメリカ」をピアノとオーケストラ用にアレンジしたリミックス版…の終楽章(IV.Vivace)をスコア付き動画にしてみた。

個人的に(タルカスと並んで)若い頃から40年近く「これは絶対オーケストラで鳴らしてみたい!」と思い続けてきた曲。…ではあるのだが、クラシック業界はこういう試みに冷たく、なぜか未だに再演の機会に恵まれない。もっとも、あのタルカスすらもう少しでお蔵入りになる処だったし、シューベルトのピアノ協奏曲に至っては20年以上お蔵入りのままなほどで、初演もCD録音もしてもらった時点で成仏した(&元は取れた)案件と言っていいのかも知れない(笑)。

全曲はCD(タルカス~クラシックmeetsロック)のほかiTunesなどで配信中。スコアはASKS orchestra、パート譜はJapanArtsから入手可。文字通り「ドヴォルザーク…の…ピアノ協奏曲〈アメリカ〉」(ただし…ドヴォルザーク作曲…ではない。念のため)なので、是非「新世界」(やチェロ協奏曲)と並べて愛奏(&愛聴)して頂きたい。

2018年11月 5日 (月)

新・動物の謝肉祭

新・動物の謝肉祭…のスコア出版(ASKS orchestra)に合わせて動画公開。
 1.犬(ショパン「子犬のワルツ)
 2.猫(ネコふんじゃった)
 3.カッコウ(ダカン「カッコウ」)
 4.ひよこ(ムソルグスキー「殻を付けたヒナの踊り」)
 5.象(H.マンシーニ「子象の行進」)
 6.蜂(R=コルサコフ「熊ん蜂の飛行」

2009年8月に宝塚ベガホールで行った〈親子のクラシック入門コンサート〉のために書かれたもの。演奏、ピアノ:河村泰子、フルート:中務晴之、ヴァイオリン:友永健二、チェロ:黒田育世。
クラシック名曲メドレー〈コンガラガリアン狂詩曲〉(室内楽版)と同編成の姉妹作。スコア&パート譜は近日中にASKS orchestraより供給の予定。

2017年7月 6日 (木)

徘徊老人グッズ

Suicase

最近、AppleWatchとiPhoneを持ってぶらりと散歩(徘徊)に出るのが趣味になった。

iPhoneの方にSuicaを仕込んでおいて、Watchとペアリングすると、腕時計を嵌めた手首をかざすだけで電車やバスに自由に乗れる(もちろん乗車賃は課金されるが)。いわゆるモバイルSuicaだが、iPhone/Watchで使えるようになったのは昨年10月から。

これがなぜ「徘徊」に便利かというと、どこに行くか全く決めずに電車やバスに乗ることが出来るからだ。天気次第でふらりと外に出て、最初に来たバスに乗り、適当な停留所で降り、近くの駅で最初に来た電車に乗り、気の向いた駅で降り、Mapで場所を確認しつつ適当に歩き、疲れたらどこかで御飯を食べ、電車に乗って帰って来る。

Landscapef_2せいぜい2〜3時間ほどの文字通りの「手ぶら」の旅だが、乗り換えや散策を含め結構歩く。鞄から財布を出す必要も小銭をじゃらじゃらさせる必要もなく、少し長距離ならiPhone経由でグリーン券や特急券を買うことも出来る。東海道新幹線も今年の9月から(東北・北陸新幹線は既に可)この方式で乗れるそうだが、さすがに新幹線で全国を徘徊する気はない。

おかげで、ときどき(と言っても週一二回にすぎないが)外に出て、知らない街や川辺・海辺を散策するようになった。机とピアノ(&パソコン)の前に座りっぱなしの今までのひきこもり人生からすれば、結構画期的な出来事である。こういうのも徘徊老人というのだろうか。

2017年5月14日 (日)

Apple Pay Suica VIEW

Card

ほとんど外出しないくせ に、ApplePay入りのWatchや、Suica機能付きのVIEWカードなどを持っていて宝の持ち腐れ状態なので、時々ふらっと徘徊老人を試みる。

腕時計(Watch)かカードをかざせば、ほとんどの交通機関はフリーパス(もちろん課金されるが)。どこに行くか決めないで電車やバスに乗り、突然思い立って違う路線に乗り換えたり、適当な駅で降りるのも自由。なかなかステキな徘徊グッズである。

なんだか「どこまでも行ける切符」を手にしたジョバンニ(もちろん「銀河鉄道の夜」の主人公)の気分・・・なのだが、いつも結局どこにも行けずにぐるりと回って戻って来るだけの侘しい旅になるばかり。

2017年5月 9日 (火)

最後のMac

Imac27

だましだまし使っていた古いiMacの調子が悪くなったので、新しい機体に買い換え、DATAの引っ越しをする。

1987年に初めて買ったMacintosh plusから数えて10台目のデスクトップ型MAC。父のお下がりで初めて触ったNEC PC8001からノートブック型・Windowsマシン・タブレット型まで含めると28台目。さすがにもうハイスペックのコンピュータを酷使するような仕事をすることはないと思うので、今回で打ち止めのような気がしないでもない

Mac_plus 昔は「作曲にパソコンを使っている」などというと(特にクラシック音楽界では)「そんなもので心のある音楽が作れるのか」と冷ややかな目で見られたものだったが、そのたびに「〈キイボード付きマシン〉ということではピアノと同じ!」と力説してきた。どんな楽器も機材も、使い手次第で「ただの道具」になることもあれば「血と肉と魂を持った生き物」にもなる。

個人的には、余計な感情を持たず、中身(メモリやデータ)を受け継いだまま高スペックの新しい機体に乗り換え、未来に連なってゆく彼らを、むしろ羨ましいとさえ思う。なので、あと何十年かして、AI(人工知能)の方が人類より上位の「生命体」として地球を代表することになったとしても、別に不思議とは思わない。

人間も、中身(記憶や経験)だけ移して新しい体に乗り換えられたらどんなにいいだろう…などと言い出すと、ホラーSFの世界になりそうなのでやめておこう。

2016年11月26日 (土)

Finale version 25

Finale25Mac OS Sierraに対応した新しいFinale version 25登場。早速ダウンロードしてみる。

新OSに対応したという以外さほど目立った大きな変化はないが、64ビット対応ということで随分動作が速くなった。特に制作中のプレイバックにHuman PlayBackを使うと音が出るまで時間がかかるのでOFFにしていたが、その待ち時間がほとんどなくなったのは嬉しい。

もうひとつ、今回のver25で制作したファイル.musxは、旧版とも互換性があるらしく2014でも開ける。今までは最新バージョンで制作したファイルが、旧版では金輪際開けないという悪夢のような仕様だったのだが、それは解消した(というより、それが当たり前なのだが)ようだ。

そのほか、移調楽器を実音で入力し再生できる…とか、大きな拍子記号(変拍子の曲などで便利)を使える…とか、点線スラーが描画できるようになった…とか、マイナーチェンジが幾つか。以前から「画像(図形の音符や演奏指定の波形など)を書き込めるレイヤーがあればいいのに」と提言していたのは叶わず。まあ、そんなものを入力してもコンピュータ氏が「これ、どうやって音にしたらいいんですか?」と悩むだけなので仕方がないと言えば言えるのだが。

より以前の記事一覧